- エイリアスの設定方法をわかりやすく説明します。
- タイピングの練習ができるサイトを紹介します。
こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
今ではタイピングが遅いながらもフリーランスとして活動してます。職場ではエイリアス(あとで詳しく書きます)を駆使してタイピングの遅さをごまかしてる。
エンジニアはタイピングが早いに越したことはありません。スポーツで言うところの走る速さみたいなもので、エンジニア基礎体力とも言われます。
とはいえ、エンジニアが全員タイピングが早いかと言うとそんなことありません。ぼくの周りのは文系出身でパソコンはあまり触ってこなかった経歴のエンジニアも多数います。
今回はタイピングが早くなくてもコレさえ設定してしまえば、エンジニアとして余裕でやっていける機能「エイリアスの設定方法」について解説していきます。では、いきましょう!
*この記事は4分ほどで読めます。エンジニア関連の情報をリンクとして載せておくので詳しく知りたい方はどうぞ。この記事はMacのひと向けです。Windowsのコマンドプロンプトだと操作が異なるので、WindowsのひとはTera Term(テラターム)をインストールするいけるはずです。
エイリアスの設定方法をわかりやすく説明します。
①:エイリアスとは?
②:エイリアスの詳しい設定方法
③:オススメのエイリアス紹介
順番に説明していきます
エイリアスとは?
エイリアスとは、偽名、別名、通称などの意味を持つ英単語。 ITの分野では、ファイルなどの実体を別の名前で参照するためのシンボルといった意味で使われることが多い。引用:IT用語辞典
つまり別名のコマンドを用意して簡単にすることができると言うことです。
例えば、ターミナルのコマンドで自分のいる階層を確認するコマンドで「pwd」と言うコマンドがあるんですが、エイリアスを設定すると「p」を打つだけでOKになります。
pwd = pと言うわけです。この設定を自分がよく使う様々なコマンドに合わせて設定していけば、本来の入力文字数を大幅に減らすことができます!
設定方法解説
まずターミナルを開きます。そしたら、次のコマンドを打ちます。
vi ~/.bashrc
vimと言うターミナルに標準装備されてるエディタでhomeディレクトリ配下の「.bashrc」ファイルを開く(編集する)コマンドです。
すると.bashrc
ファイルが開きます。開いた状態だと「ノーマルモード」なので入力はできません。画面左下に「NORMAL」と書いてあるはずです。そこから入力文字を「英字入力」にして「i」を押してください。そうすると、「INSERTモード」になって文字が入力できるようになります。
そしたらここに好きなようにエイリアスを入力していきます。
alias p=‘pwd’
この文字を無理やり訳すと、「エイリアスを設定するよ pを打つとpwdを打ったことにしてね」こんな感じ。
今回は一旦コレだけで止めときます。入力が終わったらキーボードの「esc」ボタンを押して「INSERTモード」から最初の「NORMALモード」に戻ります。
そこで次に「wq」それで無理なら「wq!」と言うコマンドを打ってvimでの入力状態から抜けてください。(保存しないで終了したい場合は:q)
次に今回書いたエイリアスの設定を反映させるために、「.bash_profileファイル」に「.bashrc」を読んでもらいます。(意味はわからなくて大丈夫です。)
「.bash_profile」は ターミナルが起動すると自動で読み込まれるファイルなので、そこに「起動のタイミングで.bashrcをy意味混んでね!」って書けばOKというわけです。
今度はターミナルで次のコマンドを打ちます。
vi ~/.bash_profile
そうすると今度は「.bash_profile」がvimで開かれるので、ファイルの一番下に以下のコマンドを記述しましょう。
source ~/.bashrc
この変更自体も反映させなければいけないので、ターミナルで
source ~/.bash_profile
を実行しましょう。実行する場所はどこでもいいです。(ターミナルの再起動でも.bash_profileが読み直されるのでそれでもOKです。)設定は以上です。
オススメのエイリアス紹介
今回紹介したalias p=‘pwd’
の他にもいろんなものを設定できます。自分が使っている言語やフレームワークによって違ってきますが、ぼくが実際に使ってる設定を紹介します。
alias cl=’clear’
alias p=’pwd’
alias bi=’bundle install’
alias be=’bundle exec’
# Rails関連のコマンド
alias rs=’rails s’
alias rc=’rails c’
alias rdm=’rails db:migrate’
alias rds=’rails db:seed’
# git関連のコマンド
alias g=’git’
alias gp=’git push’
alias gb=’git branch’
alias gs=’git status’
alias co=’checkout’
alias gco=’git checkout’
alias gcm=’git commit -m’
alias gf=’git fetch’
alias gp=’git pull’
alias gpom=’git pull origin master’
alias glg=’git log –stat –color’
alias glgg=’git log –graph –color’
alias gb=’git branch’
alias gba=’git branch -a’
alias gcd=’git checkout develop’
alias gcmf=’git commit -m’first commit”
全部紹介すると長くなるのでこの辺りにしておきます。また、エイリアスはルールがなくて、pwdはpでないといけない決まりはありません。自分がすぐに思い出しやすい単語にするといいです。
同時にタイピングスピードの向上に向けて練習しよう!
先ほど紹介したエイリアスを設定しまくれば、少ない文字数で効率よくコマンドを打つことができます。とはいえエンジニアとしていきてくならタイピングスピードが早いに越したことないです。
強いエンジニアになるために、エイリアスの設定もしつつタイピングも練習しましょう。無料のタイピングサービス初紹介します。ぜひ使ってみてください。
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ちなみにぼくはタイピングがかなり遅くて、ランクはCランクとDランクを行ったり来たりしてます。笑
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タイピング時間が1/3になる!?エイリアスの設定方法【初心者必見!】〜まとめ〜
- エイリアスを設定すればタイピングが遅くても問題なし
- 設定は簡単にできるのでさっとやっときましょう
- タイピングの練習も無料でできるのでやっておきましょう
先ほども少し書きましたが、ぼくは今までパソコンを持ってなくて、高校・大学・会社に入ってからはパソコンをなんとか触らずに生活してきました。マジで嫌いだったんです。パソコン。笑 でも今はなんとかエンジニアとしてなんとか働けてます。工夫次第でやっていけるんですよね。
今大変な思いをしてるひとはこの記事を参考にして、パソコンの操作が楽になれば嬉しいです。
他にもエンジニア向けの記事を書いてます↓よければどうぞ。
https://comblog.net/2019/07/17/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%81%8c%e9%80%b1%e4%bc%913%e6%97%a5%e7%94%9f%e6%b4%bb%e3%82%921%e3%83%b5%e6%9c%88%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f%e3%80%90%e3%83%a1%e3%83%aa/
今後もこういった初心者向けの役立ち情報を書いていこうと思います。最後まで読んでくれてありがとうございました。では、また。