- SESと自社開発就職するならどっちがいいの?【客観的に考えよう】
- SES・自社開発企業への就職の方法紹介
こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
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この記事を書いてるぼくは、小売店というまったく関係ない業界からITエンジニアとしてSES企業に入社。
「SES=悪」という噂通りの劣悪すぎる環境に驚き、SESと自社開発を両方やってるちょっと変わった会社に転職するも数ヶ月で退職。
そして現在はフリーランスエンジニアとして働いています。周りにはSES所属のエンジニア・自社開発企業所属のエンジニア両方がいるので、そのひとたちから聞いた内容も含めぶっちゃけます。
エンジニアになりたい!
って思ったらまずどこかの企業に就職すると思います。
いきなりフリーランスはハードル高いですし、企業に入れば新入社員として丁寧に教えてくれることもあります。
そこで出てくるのが、
という問題。
Twitterでみんな色々言いたい放題言ってるけど、実際のところどうなんでしょうか?
てことで今回は、「SESと自社開発未経験で就職するらどっちがオススメか?」について解説していきます。
今まさに就職先を探していて、なかなか決めれずに迷っているひとは、ぜひ記事をご覧ください!
※記事は3分くらいで読み終わります。もっと詳しい解説は関連記事のリンクを貼ってるので、そちらをご覧ください。
ではいきましょう!
SESと自社開発就職するならどっちがいいの?【客観的に考えよう】

結論からいうと自社開発の方がオススメです。
とはいえ、SESにもいい部分があり、自社開発にも悪い部分はあります。
ネットの意見を鵜呑みにせず、両方の特徴を知った上で判断しても遅くないです。
順番に説明していきます。
- SESと自社開発の業務内容の違い
- SES企業に就職するメリット・デメリット
- 自社開発企業に就職するメリット・デメリット
- 批判は誰がなんのためにしてるのか考える癖をつけよう
SESと自社開発の業務内容の違い
まずは、SESと自社開発それぞれどんなことをしているのかを確認しましょう。
SES(システムエンジニアリングサービス契約) : SESはアプリやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種。
具体的には、特定の業務(=クライアント企業)に対して技術者を派遣して、その企業の常駐として、エンジニアの技術を活かす業務を行うという契約です。Twitterで叩かれがち。
自社開発 : 自社開発は、自社でWebサービスやサイト、アプリ、ゲームなどを開発・運営をすることです。
名前の通りですね。
各業態の違いがわかったところで、次にそれぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
SES企業に就職するメリット・デメリット
Twitterやネットで結構叩かれがちなSES。それはなんででしょうか?
- この業態は起業が簡単だから企業の数が多い(求人が多い)
- 未経験でも入社しやすい
企業の数が自社開発に比べて圧倒的に多いです。
なので未経験歓迎な企業も数多く存在しているので、業界全体でエンジニア不足の今、スキルなんかなくてもやる気さえあれば割と行けます。
SES企業にしてみれば、クライアント企業にエンジニアを派遣できればその時点でお金がもらえるので、ひとは多い方が儲かるからというのが大きな理由です。
まったく未経験だけどエンジニアになりたいなら、こう言ったSES企業を利用してエンジニアとしての経験を積むために1年くらい在籍して、
エンジニアとしての市場価値を上げてから、そのあと自社開発企業に入社するのもいいででしょう。
- ブラック企業も多く存在する
- 給料が安い傾向にある
- 評価制度が曖昧
- 営業が無能だとこっちにも被害が及ぶ
- 研修が雑なところが多い
ぼく自身SESにいたからわかるんですが、デメリットは大きいです。
要はエンジニア専門の派遣会社みたいなものなので、所属会社に仲介料を取られるので給料が安いです。
一番低い時で15万でした。
今はここまで低いところはないかと思いますが・・・。
全てのSESが悪ではありませんが、いろんなひとの証言をきく限り、よくない企業である可能性が自社開発企業に比べ高い!
という事実が頭に入れておいたほうがいいかもしれません。
自社開発企業に就職するメリット・デメリット
自社開発にもメリット・デメリットはあります。
- 開発の全行程に関われる可能性がある
- 要件定義やインフラなどの貴重な経験ができる
- 研修がしっかりしてるところが多い
- ブラック企業である可能性が低い
自社開発は、メリットが多いです。
入社したエンジニアを丁寧に育てる文化があるので、丁寧な研修をしてる企業が多いです。
という話をぼくはまだ聞いたことがありません。
- 企業数が少ないので求人数が少ない
- 未経験NGの場合がある
ぼくが未経験で転職活動を始めた時に感じたことですが、求人数が少ないので入社の難易度がSESに比べて高いです。
優秀なひとなら問題ないかもしれませんが、ぼくは無理でした。
以上を踏まえると、やはりSESより自社開発のほうがオススメですね。
批判は誰がなんのためにしてるのか考える癖をつけよう
ちょっと話はそれますが、Twitterなどでよく見るSES批判について一言。
ひとは基本にはメリット(お金や知名度など)があることしかしません。
例えば、Rubyを批判しているひとがRubyエンジニアであることはほとどなく、大抵が別言語(Ruby以外)のエンジニアです。
批判する理由としては、Ruby批判することで「Ruby<別言語」という概念を植え付け、自分がやってる別言語スクールやサービスへの入会を狙うなどです。
つまり批判という行為の裏には、批判したひとへのメリットがある可能性が非常に高いということです。(たまになんのメリットもないのに批判するボランティアもいますが・・・)
なので、SES批判を始めとした批判意見は、真に受けず参考程度にとどめて置くといいでしょう。
そして、なんでこのひとはこれを批判しているんだろう?
とちょっと考える癖をつけましょう。
そうればよくわからない批判意見に振り回されることが減ります。
もちろんぼくのSES批判の記事も、ぼくの実体験にすぎないので、全てがそうだという訳ではありません。
SES・自社開発企業への就職の方法紹介

次に、SES企業もしくは、自社開発企業へ入社する方法を紹介します。
①:転職エージェントを使う
営業や契約書類の作成など面倒なことは全部やってくれます。
1度エージェントの本社に行って履歴書と自分の希望を伝え、それを元に企業の紹介をしてくれます。
特に初めての転職の場合、退職の方法や面談練習、IT業界の知識もサポートしてくれるので、使わない手はないです。
②:Twitterやwantedlyを使う
個人で活動できて手軽に始められるのがWantedlyやTwitterなどのサービスを利用して転職する方法です。
エンジニアの需要が高まってきた現在企業は人材を確保するためにいろんな方法でエンジニアを募集しているので、使わない手はありません。順番に解説していきます。
Wantedly:主にベンチャー企業(最近はスタートアップ)が登録していて、ブログなどで会社の事業内容を紹介してます。
興味がある企業があれば、こっちから連絡をとり面談の約束をすることができます。
Twitter:皆さんご存知Twitter。利用してるひとがほとんどだと思います。
実は最近Twitterに企業の採用担当が参戦していまして、将来有望なエンジニアを毎日探しています。
企業側にとっても転職エージェントのサイトに登録するよりローコストで採用ができて、そのひとの人柄までわかるので一石二鳥!
まさにWin–Winのツールです。
どちらのサービスも企業の内情がちゃんとわかるので、SESか自社開発かを確認する方法としては、かなりオススメです。
SESと自社開発就職するらどっちがオススメ?【自分の成長が第一】

- SESはブラックである可能性が高いので自社開発がオススメ
- SESも使いようなので批判に惑わされず客観視すべし
- 転職のときは初めてなら転職エージェントを使おう
- 慣れてればSNSを使ってもOK
SESも自社開発もメリットとデメリットがあり、その部分を許容できるかどうかは自分次第です。
結局エンジニアは実力主義でどこでやってきたかより、なにをやってきたがが圧倒的に重要です。
常に自分の技術・経験としてどうしたほうがいいのか?を考え行動するといいでしょう。
逆に入ってみたはいいけど、だめじゃん!と思ったらサクッとやめましょう。
情に流されて損するのは自分です。
やめかたのコツをまとめました。ちょっと過激ですので参考程度にどうぞ↓

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あなたが、エンジニアになるために必要な情報を必要な分だけ入れたので、是非読んでください!
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エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!