こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
小売店の販売職からエンジニアになって、今はRuby・Rails・Vue.js・AWSなどを使った現場で働いています。
エンジニアに興味がある人でHTML・CSSから始まり、WordPressを勉強している人も多いかと思います。
フリーランスエンジニアと言っても「アプリ開発」か「Web制作」かで必要な技術も働き方も大きく変わります。
ここをあやふやにしたまま勉強すると、「思ってたのとちがった!」という状態になってしまうかもしれません。
という訳で今回は「アプリ開発とWeb制作の違い」について詳しく解説していきます。
これからエンジニアを目指している方必見です。
では、いきましょう!
アプリ開発とWeb制作の違い【目標に合わせて選びましょう】

両方の解説に入る前に結論を書いておきます。
エンジニアを目指す人はアプリ開発がしたいのか、Web制作がしたいのかを決めて、その目標にあったスキルを身につけましょう。
ということです。
アプリ開発とは?
アプリというと、多くの人がiPhoneなどに入っているアプリ(iosアプリ)を思い浮かべるかと思いますが、このアプリにはWebアプリも含まれます。
Webアプリとは?
WEBアプリケーションの略。名前の通り、インターネット(ウェブ)などのネットワークから利用するアプリケーションソフトウェア。サーバー上で操作します。
アプリの例としては以下があります。
- LINE
- Gmail
- Skype
- メルカリ
- Youtube
知らないうちにWebアプリを使ってる人も多いんじゃないでしょうか?
Web制作とは?
言葉の通り、Webサイトを作ることです。
ホームページやランディングページ(LP)を作ることです。
- 商品を売る時のLP
- 企業のホームページ
- アーティストの公式サイト
Twitterとかで
とか言ってるのはほとんどがWeb制作の案件だと思っていただいてOKです。
学生が、「自由に旅したい!ノマド!」とあこがれるのがWeb制作のエンジニアです。
アプリ開発に必要なスキル
- バックエンドの開発言語
- フロントエンドの開発フレームワーク
- インフラ(AWS・GCPなど)のスキル
- Gitを用いたチーム開発経験
①バックエンドの開発言語
代表的なものだとRuby Java PHPなどがあります。
基本的にはこれらの言語でバックエンド側の機能を作ります。
どれでもいいので1つの言語を身につけておくといいでしょう。
個人的なオススメはRubyです。

②フロントエンドの開発フレームワーク
ほとんどのアプリ開発の現場ではフロントエンドはJavaScriptのフレームワークである、VuejsやReactで作られていることが多いです。
現在僕が参画している案件もVueを使っています。
③インフラ(AWS・GCPなど)のスキル
アプリ開発では、これらのどれかを必ず使うことになります。
僕も今までの現場でこれらを使っていない現場はありませんでした。
体感としてはAWSの方が多かったです。
④Gitを用いたチーム開発経験
よほどのことがない限りアプリの開発は2-6人のチームで行います。
なので、チーム間のコミュニケーションが問題なくとれることと、バージョン管理ツールであるGitの利用経験が必要になってきます。
Web制作に必要なスキル
- HTML・CSSでのコーディング
- JavaScriptでの開発
- WordPressでの開発
- デザインの知識
①HTML・CSSでのコーディング
デザイナーが持ってきたデザイン通りのコーディングができるか。
保守性の高いコードがかけるかなどが求められます。
②JavaScriptでの開発
ほとんどのホームページやLPでは動きをつけたものが一般的になっています。
JavaScriptを使いこなせて、クライアントの要望通りに作れるスキルはあった方がいいでしょう。
③WordPressでの開発
ホームページの制作は9割以上がWordPressで作られています。
これを使って開発できると仕事にこまることはほぼないでしょう。
④デザインの知識
Web制作はアプリ開発に比べ、デザイナーと接する機会が多いです。
なので、デザイン側の知識があると歓迎されるし仕事が円滑に進みます。
デザイナーと仲良くなっておいて損はないので。
アプリ開発とWeb制作どちらがいいのか?

結論、アプリ開発の方がオススメです。
アプリ開発エンジニアがWeb制作を行うことはそこまで難しくないですが、Web制作エンジニアがアプリ開発をやるとなると結構難しいのではないかと思います。
僕も今までの現場でバックエンドと思って入ったら、人が足りなくてWeb制作っぽい業務をやったことがありますが、業務時間外に猛勉強したらなんとかなりました。
もう一つの理由としては、仕事が安定しているからです。
アプリ開発は雇用形態に関係なく、会社(クライアント)が作りたいアプリを長期にわたって開発します。
なので、フリーランスでも1年もしくはそれ以上同じ現場で働き続けることが多いです。
給料も高く、経験年数1-2年のフリーランスであれば月に50-70万くらいはもらえます。
それに対してWeb制作は、参入障壁が低い分価格競争に巻き込まれやすいです。
また、仕事の受け方が「受託」の場合がほとんどなので、素早く完成させればいいが納期に終われることもあります。
「受託でも余裕!」って言い切れるくらいの実力もしくは人脈があれば話は別ですが、そうじゃない場合はアプリ開発の方がオススメです。
誤解のないように言っておくと、別にこれはWeb制作はだめ!アプリ開発がいい!と言っているのではありません。
アプリ開発から入った方が、選択肢が増えるのでそっちの方がいいのでは?という話です。
Web制作だって、チームを自分で作ってディレクションに回れば十分稼げますし。
アプリ開発エンジニアになるには

- Progateで基礎学習
- Udemyで実際の流れを把握
- チュートリアルがあればやる
- ポートフォリオ作成
- アプリ開発案件のある会社に就職
とりあえず初めはProgateでいいです。
言語とはなにか?みたいな堅苦しいのではなく、よくわからないけどなんか動いた!たのしい!と思ってもらえるように作られてます。
問題をクリアすると経験値が溜まっていき、レベルアップしたりとゲーム要素もあり楽しくプログラミングが勉強できます。

終わったらUdemyで身に付けたい言語の動画をみるといいです。
僕も最近AWSが必要になりみましたが、わかりやすかったです。
Udemyについてはこちらの記事が参考になると思います。

それが終わったらチュートリアルをやりましょう。
Ruby・Railsであれば、Railsチュートリアルという優秀な教材があるのでそれをやればOKです。
ここまで終わったら自分でオリジナルアプリを作ってみましょう。
チュートリアルに手を加えただけのものでもSESなら余裕で通過します。
大学の後輩(25歳)がエンジニアになりたいって言うのでまずはProgateとアドバイスしたら
全部無視していきなり転職活動初めて2ヶ月くらいで就職を決めてきました笑
SESだけど丁寧な研修ありで今はテスターしながら開発を手伝ってるらしい
とりあえず行動するって大事だなと思いました😁
— COM@FREELANCE (@com_y_0) April 10, 2020
でも、絶対に自社開発!というのであればそれなりにしっかりしたアプリを作る必要があります。
まあ、個人的な意見としてはそんなのに時間かけてるくらいなら、簡単なポートフォリオ作ってSESでもいいからエンジニアとしての経験を積みますけどね。
それに、今後自分がフリーランスとしてやっていきたいという目標があるなら、正社員にこだわる必要はないです。
派遣社員の方が給料も高く、効率よく開発経験を詰める可能性もあります。
詳しくはこちらをどうぞ!
https://comblog.net/2019/10/12/%e6%9c%aa%e7%b5%8c%e9%a8%93%e3%81%8b%e3%82%89%e6%b4%be%e9%81%a3%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%af%e5%8f%af%e8%83%bd%e3%81%8b%ef%bc%9f%e3%80%90/
Web制作エンジニアの方は、僕は詳しくないしなる方法まではここでは書きません。
アプリ開発とWeb制作の違い【目標に合わせて選びましょう】〜まとめ〜
- アプリ開発とWeb制作の違いまとめ
- アプリ開発とは?
- Web制作とは?
- アプリ開発に必要なスキル
- Web制作に必要なスキル
- アプリ開発とWeb制作どちらがいいのか?
- アプリ開発エンジニアになるには
これからエンジニアを目指す人はだいたいこの二択かなとおもったので、今回違いについて書いてみました。
ここまでやる事が明確になればあとは行動するだけですね。
未経験の分野に挑戦するのは不安に思うかもしれません。
でも、何か新しい事をする時の不安は行動する事でしか解消されないです!
とりあえず始めてみましょう!
今回も最後まで読んでくれて、ありが等ございました!
では、また!