- 現役プログラミングスクール講師が教える成長が早い人の特徴
- 現役プログラミングスクール講師が教える成長が遅い人の特徴
こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
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現役のプログラミングスクールの講師です。
今まで教えた生徒の数は30人以上。
プログラミングの需要が増えてきている昨今、プログラミングを勉強してエンジニアになろうとする人はいまだに増えています。
僕が、講師をやってるプログラミングスクールでも、毎月何人もの生徒がエンジニアとして働く日を夢見て入学してきます。
僕自身、スクールの講師を2年ほどやっており、今まで沢山の生徒を見てきて分かったことがあります。
それは、同じ未経験からエンジニアを目指す生徒でも、成長スピードに差があること。
そして、成長が早い人・遅い人にはそれぞれ共通点があるということです。
と言うわけで、今回は「現役プログラミングスクール講師が教える成長が早い人と遅い人の特徴」について書いていきます。
これからプログラミングを勉強して、エンジニアを目指す人必見!
では、いきましょう。
現役プログラミングスクール講師が教える成長が早い人の特徴
成長が早い人の特徴①:質問が丁寧
これは、スクールに通ってる人、すでに働いてる人どちらにも言えます。
質問が丁寧でわかりやすいと、相手も快く答えてくれます。
聞かれた相手としても悪い気はしないので、もしかすると+αで役に立つアドバイスがもらえるかもしれません。
質問が丁寧な人は相手の気持ちを考えることができる人が多いので、そういった人はどこにいっても重宝されますね。
エンジニア初心者向けの質問の仕方についてはこちらの記事をどうぞ↓
成長が早い人の特徴②:一度で理解しようとしない
そもそもプログラミングって「実務で使える」レベルになるまでに理解しないといけないことが多すぎます。
フロントエンド・バックエンド以外にも、コンピュータの基礎、ネットワークの仕組み、バージョン管理、PCの操作などなど。
なので、勉強しててよくわからない単語や、理解できない仕組みが出てくるのなんか日常茶飯事。
それらを一つ一つ完全に理解するまで取り組んでいたら、どれだけ時間があってもたりません。
まずは、「なんとなく」の理解で十分なので、さっさと次にいきましょう。
そして、また同じ問題に直面したり、同じ単語を見つけた時に調べて理解する。
でも、2回程度じゃまたすぐにわすれるので、また次に出会った時に調べる。
これの繰り返しです。(メモを取っておくと効率的です。)
需要なものほど何度も出てくるので、そのうち覚えます。
成長が早い人の特徴③:明確な目的がある
やはり、なんとなく勉強してる人より、「○年後にフリーランスになる!」というような明確な目標がある人の方が成長が早いです。
少年ジャンプの主人公のように、「絶対にエンジニアになる!」という明確な目標を決めましょう!
できれば、目標達成までの期間を決めて、周りの人に宣言しましょう。
後に引けなくなるので、オススメです。
成長が早い人の特徴④:連絡・身長報告がこまめ
これもプログラミングスクール・実務についてる人に関係なく大事です。
進捗報告がこまめだと、頭の良し悪しにかかわらず、できる人だと思われやすいです。
相手からの信頼を得るためにだれでもできる方法、それが早いレスとこまめな進捗報告。
相手から信頼されれば、仕事ももらえます。
特に、フリーランスで仕事をする場合、これがかなり大事になるので、今のうちから練習しておきましょう。
成長が早い人の特徴⑤:環境を作っている
人間の意思は弱い。
まずこれを理解しましょう。
次に、
やる気はやり始めてから出てくる
これも覚えておきましょう。
そしたら、これらを打開する方法を考えましょう。
そのためには、やらざるをえない環境に自分を追い込むのが一番です。
方法はいろいろあります。
お金に余裕があれば、プログラミングスクールに通うでもいいし、知り合いのエンジニアにメンターを頼むでもいいし、同じ目標を持つ友達を見つけて、お互いに定期的に進捗報告するでもいい。
とにかく周りを固める事、つまり環境作りに全力を出しましょう。
それが全てです。
こう言うこと言うと勉強会で友達作ろうと言う方がいますが、個人的にはオススメしません。
理由は、継続的な関係になりにくいから。
僕は今までいくつかの勉強会に参加して色んな人と会話してきましたが、その後も付き合いがあるのはほんの一部です。
- 同じプログラミングスクールに通う人同士でつながる
- エンジニア向けのオンラインサロンに入る
同じプログラミングスクールであれば、毎回顔を合わせますし、目標も同じであることが多いので。
もう一つは最近よく聞くオンラインサロンです。
エンジニア オンラインサロンで検索すればたくさんのサロンがヒットするでしょう。
成長が遅い人の特徴
成長が遅い人の特徴①:Progateのレベル上げに必死
Progateは、初心者が一番挫折するポイントである環境構築を飛ばすとてもすばらしい教材です。
僕も初心者のころかなりお世話になりました。
ちなみに、レベルは130です。
やったコースはこちら↓
- HTML/CSS
- JavaScript
- jQuery
- Ruby
- Ruby on Rails
- Git
- Command
- SQL
フロントの基礎+自分の好きなバックエンド言語+PC操作の基礎
このあたりだけで大丈夫です。
興味あるからといって、他の言語をやったりしたり、レベルが上がるからといってProgateを何周もするのは完全に時間の無駄なのでやめましょう。
成長が遅い人の特徴②:色んな言語をやる
これは基本的な部分が終わって、ちょっとプログラミングができるようになってきた人が一番陥る可能性があるやつです。
なぜか初心者ほどどこで覚えたのかPythonやりがち。笑
他の言語に興味をもって勉強するのは全然悪いことじゃないです。
むしろいいこと。
でも、ここで問題なのは、一つの言語が実務レベルになっていないのに、他の言語に手を出していること。
勉強したい気持ちは今はちょっと抑えて、一つの言語がある程度できるようになってから、他の言語を勉強するようにしましょう。
それからでもおそくありません!
成長が遅い人の特徴③:いつまでたっても実践に移らない
結構います。
基本のカリキュラムは既に終わって、ポートフォリオを作成する段階に入っているのに、いつまでたっても、基本カリキュラムの復習をひたすらする人。
実践をいきなりやってみるのが怖い気持ちはわかりますよ。
でも、実践しないと基本をどこでどう使うのかがわかりません。
とりあえず、なにか作ろうとしてみて、そこでわからないことがあったら基礎の学習に戻る。
これがもっとも効率的な学習方法です。
成長が遅い人の特徴④:プログラミングにフルコミットしてない
エンジニアになりたい人は大きく分けて2種類います。
- Web制作をやりたい人
- アプリ開発をやりたい人
違いがわからない人はこちらの記事を読んでください。
どちらもいい悪いはないんですが、おそらくこの記事を読んでる人はアプリ制作エンジニアになりたい人の方が多いと思うので、そちらを想定して解説します。
アプリ開発エンジニアになるなら、フロントの知識だけでなく、サーバ周りやインフラ部分など様々な知識が必要になります。
もちろん、全てのことを一気に習得する必要はないんですが、短期間でエンジニアを目指すのであれば、ある程度詰め込む必要があります。
そのため、「週1くらいでのんびりやる」といったスタンスで勉強してるとなかなか身につかない上にめちゃくちゃ時間かかります。
僕はエンジニアになると決めて、勉強を始めた時は平日は2-3時間。
土日は合わせて8時間くらい勉強してました。
これらはただの目安ですが、それくらいはやる必要があるのは事実です。
やると決めたら、フルコミットして短期集中でがんばりましょう!
現役プログラミングスクール講師が教える成長が早い人と遅い人の特徴〜まとめ〜
- 現役プログラミングスクール講師が教える成長が早い人の特徴
- 質問が丁寧
- 一度で理解しようとしない
- 明確な目標がある
- 連絡・進捗報告がこまめ
- 環境を作っている
- 現役プログラミングスクール講師が教える成長が遅い人の特徴
- Progateのレベル上げに必死
- 色んな言語をやる
- いつまでたっても実践にうつらない
- プログラミングにフルコミットしてない
いかがでしょうか?
人それぞれなんで、これが絶対!ということはないのかもしれませんが、長年スクールの講師をやってきた身として、信憑性は高いかと。
いまから勉強をする人は、出来るだけ成長が早い人の特徴を真似してください。
そして、ちょっと最近成長してる気がしないなと思ったら、この記事を読み返して成長が遅い人の特徴に自分が当てはまってないか確認してもらえればと思います。
この記事が、これからプログラミングの勉強をはじめる人の役にたてば嬉しいです。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
では、また!