こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。
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初めての現場に入る時って緊張しますよね。
この経験はSES・派遣・フリーランス、どの雇用形態でも必ずすると思います。
特に経験の浅いうちは、どうしていいか分からず1日が終わることも。
SESは派遣ならそれでもいいんですが、フリーランスであまりにもあたふたしてると参画現場に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
と思うかもしれませんが、これが意外と大事です。
第一印象が良ければ、安心して仕事を任せてもらえるのでクビになる可能性が低くなるし、いい関係を築けば多少ミスがあってもなんとかなります。
というわけで今回は「【SES・フリーランス必見】現場入りまで流れと入社初日にやっておくべき事」について詳しく解説していきます。
SES・派遣の方はもちろん、フリーランスになったばかりの人はぜひ読んで今後の行動に活かしてください。
では、いきましょう!
【SES・フリーランス必見】現場入りまで流れと入社初日にやっておくべき事
参画初日に現場で作業するまでの流れ
会社によって内容は異なります。
ここでは僕が経験した一般的な流れを説明します。
- 営業担当の方と待ち合わせ
- 一緒に現場(オフィス)へ行く
- 現場の担当に挨拶(ここで営業担当は帰る)
- パソコンを受け取る
- オフィス案内
- チームメンバーに挨拶
- システムについての概要説明
- パソコン環境構築
簡単に解説していきます。
①営業担当の方と待ち合わせ
事前にエージェントから以下の情報が書かれたメールがきます。
- 日にち
- 集合時間
- 集合場所
- 担当営業の名前
待ち合わせに遅刻すると結構印象が悪くなってしまうので、いつもより少し早めに集合場所につくようにしましょう。
最近はリモートワークで家に引きこもるエンジニアが増えたことにより、たまに外出すると電車の乗り間違えをしたり、乗り換えで迷ったりするので。(経験談)
②一緒に現場(オフィス)へ行く
合流したら挨拶をして、一緒にオフィスに向かいます。
この時同じエージェント経由で現場に入る人がいたら一緒にオフィスに向かいます。
この時の服装ですが、私服と言われているなら全く気合入れる必要なありません。
と思う方もいるかもしれませんが、エンジニアはラフな格好の人が多いので逆に浮きます。
とはいえ、上下スウェットにキティサンとかではよくないので、スラックスorカーゴパンツにTシャツ+ジャケットとかでいいかと。
心配なら事前に担当営業に確認しておくといいです。
僕は細めで生地のしっかりしたスウェットに上はパーカ足元はスニーカーですが、服装を注意されたことはありません。
エンジニアは接客業ではないので、開発(本業)がしやすい服装で挑みましょう!
③現場の担当に挨拶(ここで営業担当は帰る)
現場の受入れ担当と挨拶をしたら、ここで営業担当は帰ります。
挨拶ははっきりと元気よくしましょう。
④パソコンを受け取る
とりあえずエンジニアの仕事道具であるパソコンを受け取ります。
全くの新品というよりは、以前誰かが使っていたパソコンを一度初期化したものを渡されること多いです。
⑤オフィス案内
パソコンへのログインが完了したら、簡単にオフィスを案内してくれます。
トイレ・喫煙所・ウォーターサーバーなど。
今の時期はほぼリモートワークなので、なかなかオフィスにくることはないと思いますが、どうしてもな場合は出社もありえるので、ケータイにメモしておきましょう!
特に高層ビルの部屋番号なんかはたまに出社すると忘れてる可能性があるので。(経験談)
⑥チームメンバーに挨拶
オフィスの案内ついでに出社してるチームメンバーに挨拶して周ります。
この時も笑顔ではっきりと挨拶すると好印象。
⑦システムについての概要説明
環境構築が先の場合もありますが、一旦今から参画する案件のシステム(サービス)について説明されます。
- サービスの内容
- 今後の作業について
- 開発言語
- サーバー
- データベース
- お客さん情報
- 開発体勢
ざっとこんな感じです。
⑧パソコン環境構築
一通り説明が終わったらパソコンの環境構築をします。
環境構築というのは、アプリ開発ができる状態にすることです。
ゲームでいうところのゲームソフトをダウンロードしてセーブデータ作るみたいなもの。
現場が今までどれだけエンジニアを受け入れてきた経験があるか、環境構築の手順がどこかにしっかり記載されてるかによってここの難易度はかなり上がります。
たとえば、環境構築の手順が全く更新されておらず、行き当たりばったりで開発が行われてる会社や、
今後のために手順を残す時間すら与えられないタイトなスケジュールで開発を行ってる会社だと手順通りにやってもうまくいかなかったりします。
ここがスムーズに行く会社はいい会社である可能性が高いので、ここを一つの判断基準にすいてもいいかもしれませんね。
参画初日に現場で作業するまでの流れ〜まとめ〜
現場に入った初日の行動はこんな感じです。
何度もいいますが、もちろん会社によって異なるのであくまで一例として受け止めてください。
特に初めてのフリーランスや経験が浅いうちはこうやって予習しておくと落ち着いて対応できるので、把握しておいて損はないかと思います。
初日にやっておくべきこと
続いては、先ほど説明した入場初日の流れを深堀しつつ、同時にやっておくと今後絶対に自分に役立つことを解説します。
新しい現場に入った初日にやったほうがいいこと
✅最初と最後の挨拶をしっかりする
✅関わるメンバーの名前と顔を覚える
✅できるだけ早くPCの設定を終わらせる
✅環境構築手順はメモして必要に応じて共有する
✅業務で使うページをお気に入りに入れる— COM@FREELANCE (@com_y_0) January 6, 2021
最初と最後の挨拶はしっかりする
最初の挨拶は多くの方がしっかりすると思うのですが、帰りの挨拶をテキトーにする人が多いです。
入ったばかりなんだからたいしてやることがなく定時には上がることになるので、周りにはまだ仕事をしてる人が多いし、
そもそも誰が社員で誰が営業で誰がエンジニアが完全に把握できてないので、関係ない人に挨拶して「誰?」って思われたらどうしよう
とかいろいろ考えしまう気持ちはわかります。
初日で全員把握するのは無理です。
なので、大きめの声でとりあえず近い人には全員に挨拶しておきましょう。
いつ帰ったか不明より、関係ない人にも挨拶したの方が好印象であることは間違いないですからね。
メンバーの顔と名前を覚える
覚える方法は簡単。
名前を聞いたら、すぐに名前と特徴とボジションをメモして、ことある度に
といった感じで名前を呼ぶ意識をすること。
これだけで覚えられます。
出来るだけ早くパソコンの設定を終わらせる
ここでいうパソコンの設定というのは、マウスの速さだったり、Dockの表示だったりの設定です。
せっかくなら使いやすいパソコンにしましょう。
その中で特にやっておくべきなのが、キーボードのユーザ辞書登録です。
自分の名前がすぐに出るようにしたり、「あど」で現場で支給されたアドレスが出てくるようにしておきましょう。
自分の名前・現場で支給されたアドレスは今後絶対使うことになるので登録必須です。
環境構築手順はメモして必要に応じて共有する
環境構築は時間かかる上に、やる回数は少ないし、現場によって違うしでかなりストレスがかかります。(経験談)
僕もいまだに新しい現場に入ったときは環境構築で困ります。
なので、自分のためと思って環境構築で使ったコマンド・試したことなどはメモでもなんでもいいので、どこかに保存しておきましょう。(セキュリティ注意)
今後同じような環境構築を行わないといけなくなった場合、そのメモがきっと役に立つでしょう。
さらに、現場のエンジニアに聞いてみて必要であればそのメモを共有すると喜ばれるかもしれません。
現場ですでに働いてるエンジニアの方々は、環境構築なんてとうの昔に終えてることがほとんどなので解決策がすぐに出ないことも。
あとで別の方が現場に入ってきたとき、自分が共有したメモが他の方の役に立つかもしれません。
無理にする必要はないですが、現場に貢献できるエンジニアは重宝されるので、やってみる価値はあります。
業務で使うページをお気に入りに入れる
開発には沢山のデータが必要です。
スプレッドシートに仕様がまとまってたり、タスク管理ツールがあったり、プロジェクト概要が書かれたページがあったり。
そう言ったページはかたっぱしからお気に入りに入れておきましょう。
「業務」「開発」のように用途ごとに分けてもいいかもしれません。
そうすることで、現場のエンジニアへの質問を減らせますし、自分自身の作業効率もあがるのでやっておくといいです。
その他やっておくべきこと
エイリアスを設定しておく
エイリアスとは、偽名、別名、通称などの意味を持つ英単語。 ITの分野では、ファイルなどの実体を別の名前で参照するためのシンボルといった意味で使われることが多い。引用:IT用語辞典
つまり別名のコマンドを用意して簡単にすることができると言うこと。
例えば、ターミナルのコマンドで自分のいる階層を確認するコマンドで「pwd」と言うコマンドがあるんですが、エイリアスを設定すると「p」を打つだけでOKになります。
pwd = pと言うわけです。この設定を自分がよく使う様々なコマンドに合わせて設定していけば、本来の入力文字数を大幅に減らすことができます!
自宅のパソコンでまだ設定してない人はした方がいいです。
詳しい設定方法はこちら↓
エディタの拡張機能をいれる
「エディタ名 拡張機能 おすすめ」で検索して拡張機能を入れていきましょう。
もちろん現場で指定のものがあったり、禁止されてる場合はNGですが、拡張機能を入れれば開発が格段に楽になるので、自分が楽するために入れておくべきです。
ただあまり沢山入れすぎると動作が重くなるので、注意が必要です。
メモに開発環境Rubyのバージョンなどをメモする
これ地味にめちゃくちゃ大事です。
なぜこれが必要かというと、あなたが今入った現場から出て、次の案件を探すときにスキルシートにそれらを書く必要があるからです。
他にスキルシートには書かなくても、面談で聞かれる可能性が高い項目も一緒にメモしておきましょう。
- Ruby Railsのバーション
- インフラ環境
- データベースの種類とバーション
- タスク管理ツール
- テーブルの数
- サービスの規模
何個もの現場経験するとごちゃごちゃになるので、メモ必須!
【SES・フリーランス必見】現場入りまで流れと入社初日にやっておくべき事〜まとめ〜
いかがでしょうか?
フリーランスエンジニアとしていろんな現場をウロウロして培った経験を書いてみました。
1日でここに書いてあること全部をする必要はないので、必要に応じてチェックシート的な使い方をしてください。
この記事がこれからエンジニアとして現場に入る人達の参考になれば嬉しいです。
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
登録してもらえると嬉しいです。
エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!