- フリーランスの働き方について
- リモートワークと常駐勤務のメリット・デメリット
- フリーランスの契約について
- 受託開発と業務委託のメリット・デメリット
こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
これからエンジニアを目指すなら、働き方や契約面について事前に知っておくに越したことはないですし、知っておくと今後の展望が明確になってやる気も出てきます。
特に雇用形態についてなんか聞きにくいし、そもそもなんて聞いていいかわからないことがあると思います。
なので今回は、「目指すなら知っておきたいフリーランスエンジニアの働き方」について僕の経験と知り合いの話を元にくわしく解説していきたいと思います。
これからフリーランスエンジニアを目指す方、興味ある方必見です。
この記事は、アプリ制作とWeb制作についてある程度知ってることが前提となります。
もし、そこがわからない方はこちらの記事を読んでから読むことをオススメします。
では、いきましょう!
目指すなら知っておきたいフリーランスエンジニアの働き方【働く場所と契約】
フリーランスエンジニアの働き方については、おおまかにわけると働く場所で2種類、契約で2種類あります。
働く場所
- リモートワーク(在宅勤務)
- 常駐(契約先のオフィス)
契約
- 請負契約
- 業務委託契約
順番に解説します。
フリーランスエンジニアの働き方:働く場所編
働く場所に関しては、こちらのとおり。
- リモートワーク(在宅勤務)
- 常駐(契約先のオフィス)
有名ですね。
知ってる方は飛ばしていただいてOKです。
リモートワークについて
リモートとは職場にいかずに働くことです。
テレワークと言うのが一般的かもしれませんが、エンジニアとして馴染みのあるリモートワークで統一します。
あとテレワークってなんかダサい。
とはいえ、アプリ開発エンジニアにおいては、リモートで完結ということが少なく、プロジェクトの始まりや、メールでどうしても伝えにくい場合は契約先のオフィスに行くこともあります。
頻度に関しては、お客さんとの信頼関係もあるので、週1や月1など案件によって様々です。
僕は今まで半年ほどリモートワークをやってましたが、完全リモートでは限界があって、月1くらいでオフィスにて打ち合わせをしていました。
リモートのメリット
- 場所を選ばずに仕事できる
- 通勤で体力を消費しない
- 時間が増える
- 時間も自由なことが多い
通勤がなくなるので、時間が増えるというのが一番のメリットですね。
それに、体力も温存んできるので、業務後に好きなことができます。
場所をえらばないので、地方に住んで東京の案件をうけるなんてことも可能です。
リモートのデメリット
- Wi-Fi・作業場所を探すのが面倒
- 常駐(顔がわかる)にくらべ質問がしにくい
- 緊急自体に素早く対応できない
- 進捗が悪いとサボってると思われるかも
リモートワークは素晴らしいですが、デメリットもあります。
たまに、「海外で旅しながら働く」みたいな人をみかけますが、あれは人にも、仕事内容にもよるなと思います。
僕自身ハワイに1週間くらい過ごして2日くらい仕事をしたんですが、ぶっちゃけ仕事しにくかったです。
個人的に一番いいと思う働き方はフリーランスエンジニアとして働いて、案件と案件の間に数ヶ月休みをとって何も考えずに遊びに行くことです。
旅行中に仕事のことを考えるのってかなりストレスなので、僕は何も考えずに長期で休みたいですね。
常駐
もっともメジャーな働き方です。
お客さん先に行って決められた時間働くことです。
フリーランスでも常駐で働いている人の方が多いくらい。
常駐のフリーランスって、給料は上がるけど正社員とやってること変わらないんですよね。
常駐のメリット
- 気軽に質問できる
- 現場の雰囲気がわかる
- 現場の人と仲良くなりやすい
- 進捗が遅れても責められにくい
経験が浅いうちは、常駐でスキルアップを図ったほうが長い目で見るといいです。
フリーランスでも全然関係なく質問できます。
また、毎日出勤して頑張ってる感がでるので、進捗が遅れてもある程度なら許してもらえるのもいいですね。
もちろん現場によりますが。
常駐のデメリット
- 通勤が面倒
- オフィスのルールに従わないといけない
- 雑音がうるさい
- 飲みに誘われる可能性がある
地味に嫌なのが、雑音です。
家なら無音で集中できるのに、オフィスだと、他の部署の声が聞こえて集中できないなんてこともあります。
耳栓必須です。
フリーランスエンジニアの働き方:契約編
フリーランスエンジニアの契約は2つ。
- 請負契約
- 業務委託契約
ちょっと難しい内容ですが、かなり大事なので、しっかり読んでください。
請負契約
請負の意味
日にちと報酬を決めた上で仕事を引き受けること。
請負契約の始まりは、クライアントに自分を売り込む、もしくは仕事募集サイトで自分にクライアント側から声がかかるの2パターンです。
クライアントがいて、その人の要望を聞いて、注文どおりの成果物を納品することで報酬が発生する方式です。
たとえば、自分の会社のHPを作りたい人がいて、その人からエンジニアが一人で仕事をもらいます。
その後、デザインやページ構成をクライアントと一緒に考えて、コーディングしてリリースというのをエンジニア一人でやります。(複数でやることもあります)
エンジニアが一人で案件をとってきて、打ち合わせして、開発してっていうのって結構大変だと思います。
請負契約のメリット
- 個人単位で案件を受注できるから開発経験を積みやすい
- 期間を決めてその範囲で成果物をつくればいいので時間配分が自由
極端な話、3ヶ月で納品予定のものを1ヶ月で完成させて、のこりの2ヶ月は遊ぶという働き方もできます。
技術面だけでなく、自己管理能力も必要です。
請負契約のデメリット
- 成果物ができないと報酬が支払われない(場合がある)
- 相手が満足しない場合はやり直しが多発する
可能性は低いですが、こういったケースもあるので、事前に契約面や成果物の完成基準についてお客さんと意識を合わせる必要があります。
業務委託契約
委託の意味
ゆだねで任せること。人に頼んでやてもらうこと。
アプリ開発系エンジニアの働き方でもっとも一般的な働き方です。
なのでかなり詳しく書いて行きます。
アプリを作る場合、まず要件を決めて、その要件を満たせる機能を洗い出します。
そしてその機能がどれくらいの期間でできるかを大まかに計算し、アプリ作成(実装)→テスト→リリースまでの期間を算出します。
※全部がうまくいくことは稀ですが、例のためうまく行くという想定でいきます。
それで仮に6ヶ月とでたら、それに必要なエンジニアの数を揃えるために外部に募集をかけます。
このタイミングでフリーランスのエンジニアに声がかかります。
そして、エンジニアとの間にこういう契約を結びます。
契約内容は以下のとおり↓
- 月に140-180時間の間で働いてアプリを作ってください。
- 月の単価として60万円を支払います。
- できてもできなくても、給料はお支払いします。
- ただし、140時間以下だった場合、月単価を時給計算した分引きます。
- 180時間以上になった場合は、月単価を時給換算した文を上乗せします。
これがいわゆる月単価と呼ばれるもので、エンジニアとして働く時の目標にもなってたりします。
ここでの時間は案件事に変わってくるので、あくまで一例です。
業務委託契約のメリット
- 月単位で決まったお金がもらえるので安定している
- 最悪できてもできなくてもお金はもらえる
不安定と言われる(エンジニアの場合そんなことはない)フリーランスですが、安定して給料がもらえるのはかなり大きなメリットです。
業務委託契約のデメリット
- やったらやった分だけ上がることはない
- 時給は高いが時間の切り売りの域をこえられない
自給労働の域はたしかに超えられないですが、時給はかなり高めを目指せます。
月単価70万の場合、時給は4375円です。(160時間働いた場合)
これって他の職業と比べて高いと思います。
なので、フリーランスになりたての頃は、まずこの常駐で業務委託という業務形態から始めるといいでしょう。
目指すなら知っておきたいフリーランスエンジニアの働き方【働く場所と契約】〜まとめ〜
いかがでしょうか?
フリーランスエンジニアといってもいろんな働き方があります。
業務委託契約だから常駐しかない。
とか、請負契約だからリモートワーク。
とかが決まってる訳ではありません。
フリーランスエンジニアの働き方について、しっかり理解してお互いに納得できる契約を結びようにしましょう!
とはいえ、フリーランスになったばかりや経験の浅いうちは契約面がうまくいかないこともおおいです。
そこが不安な方は、ぜひフリーランスエージェントを利用しましょう。
手数料はひかれますが、契約面はもちろん、面談の日程や単価交渉など面倒な部分を全部やってくれます。
わからないことあれば、LINE@まで質問をどうぞ!
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
では、また!