この記事を書いている僕は、実務経験1年でフリーランスになったエンジニア。
会社を辞めるのって気まずいですよね?
僕は新卒で入った会社を辞めたあと、初めてエンジニアとして入った会社をすぐに辞め
さらに転職した先の会社も辞め、そしてフリーランスになりました。
1年間間という短い時間に3回。
3回目になると、多少慣れは出てきました。
でもやっぱり辞めるというのは何度経験しても気持ちいものじゃないですね。
相手も人間なんで、自分の人生のためにも今の仕事を辞めたいと思っても
「ちょっと申し訳ないな」と心のどこかで思ってるかもしれせん。
今回はそんな人のために、今までの経験に基づいた「正しい会社の辞め方」、「やめるまでの流れ」
そして「気まずい気持ちに打ち勝つモチベーション維持の方法」を伝えたいと思います。
会社を辞めようか少しでもやなんでいる人・辞めたいけど思い切りがつかない人が、行動するきっかけになると嬉しいです。
会社の辞め方講座【1年で3社辞めました】
会社を辞める方法は簡単です。
今働いている会社の一番近い上司に「辞めます」と伝え、あとは退職届を提出すればOKです。
最短2週間で辞めることができます。
具体的な手順は以下の通り↓
- 「話がある」といって別室に行き、話を聞いてもらう体制にする
- 相談ではなく報告として辞めることを伝える(意思が伝わればメールでもLINEでもOK)
- 退職届の提出先など、今後の流れを明確にする
具体的な退職届の書き方はこちら→退職願、退職届、辞表。それぞれの書き方を見本付きで解説
みんな社会人として常識をもってとか、会社のルールに従って円満退職とか書いていますが、
あれは会社側の人間が自分達に都合のいいように作り上げた常識なので無視しましょう!
法律はこう言ってます↓
- 日給制・日給月給制・時給制で労働してる人
民法627条1項より「当事者はいつでも、2週間前までに解約を申し出れば解約できる」
- 月給制の人
民法627条2項より「期間によって報酬を定めた場合、当期前半に解約を申し出れば次期に解約することができる」
例えば7月16日に退職を伝えた場合は、月契約のすでに後半に入っているので7月末では退職できません。
上記の民法627条に沿って考えると最短で8月末になります。
でも、7月15日までに退職届を出した場合は、当期前半(月の前半)に申し出をしているので7月末に退職できます。
月の前半に退職を申し出れば、その月の終わりには退職できます。
つまり民法に従えば、月給制で働いている人は最短で2週間ほどで退職できるのです。
つまり、2週間で会社を辞めるのは法律的に何の問題もないってことです。
日本は法治国家なので、安心できますね。
意思を伝えたあと
退職の意思を伝えたあとは退職願か退職届を出すように言われるのでそれに従って出します。
特に指示片さない場合は退職届だけで良いです。
退職願は、会社(または経営者)に対して退職を願い出るための書類であり、ごくまれに却下される可能性もある。
退職届は、会社に退職の可否を問わず、自分の退職を通告するための書類です。
あとは、引き継ぎだとか色々あるかと思いますが、もう一生関わることがない人たちなのでどう思われようが関係ありません!
就業中は、こっそり副業したり、次の会社で必要なスキルの勉強(エンジニアの場合特に重要)をしたり、株式投資用の口座開設をしましょう!笑
全て僕は行なっていました。
業務中にサボったり、定時退社は当たり前!
残った有給を強引に取りに行ったり、会社独自の特別休暇がある場合はフルに使い切りましょう!
会社に辞めることを伝えたあとが気まずいという気持ちはわかりますが
あなたがどんな気持ちだろうが会社側からしてみれば辞めること・迷惑がかかることには変わりないので、そんなことを考えるだけ時間の無駄です。
全ては自分の次のステップのため。
転職先として個人的にオススメなのはIT業界です。
エンジニアになりましょう!
https://comblog.net/2018/10/04/%e5%85%83%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e8%81%b7%e5%ae%8c%e5%85%a8%e6%9c%aa%e7%b5%8c%e9%a8%93%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%be/
https://comblog.net/2018/12/13/%e7%8f%be%e5%bd%b9%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%82%aa%e3%82%b9%e3%82%b9%e3%83%a1%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e5%ad%a6%e7%bf%92%e3%82%b5%e3%82%a4/
労働者の唯一の権利は雇用先を選べること
働く場所を選択できるのは、サラリーマンに残された唯一の権利です。
給料、働く日にち、働く時間、働く場所、働く相手全てが決められているサラリーマン。
残らせた権利は雇用される空いて企業を選べるということです。
唯一与えられた与えられた権利を行使しましょう。
なので、自分の意思で働く場所を選ぶというのは何も特別なことじゃないんですよね。
引き止められた時の対策
まずは、そうならないように準備をしましょう。
辞める意思が固まったらそれを上司に伝えます。
その時、相談があるんですがっていうのではなく、「お話することがあります」もしくは「お伝えすることがあります」などが良いでしょう。
そして、内容としては「何月で辞めることが決まりました」と、報告ベースで話すことです。
相談ベースだと、まだ引き止められるチャンスがあると思われてしまうので、決定事項を報告しに来たという姿勢で話しましょう。
それでも引き止められたら?
仮に引き止められたら、次の就職先が決まっているといいます。
もしくは、引っ越す予定があるとかもう引っ越しの業者を予約しているとか。
つまり、会社を辞めるということを自分と会社の2人の問題から、自分と会社と新しい就職先の3人の問題にするんです。
そうすると上司(会社側)がここで引き止めると、それは新しい就職先にも迷惑がかかるということになります。
日本人は人に迷惑をかけるなと言われて育って来たので、この方法で解決できます。
報告した時に、仮に次の就職先が決まってなくても嘘つきましょう!
別にこっちも明日辞めると言っているわけではなくて、ちゃんと法律に従って報告しているわけです。
何も後ろめたいことはしていません。
堂々としていましょう。
どうしようもない時の最終手段
ここまでやればもう大丈夫かと思いますが、それでも何か言われた時のために書いておきます。
それは会社に行かないことです!
会社に来ていない人に仕事をさせるのは無理なので、相手側も退職を認めざるを得ません。
「退職意思の報告」と「退職届」があれば辞めれるので、上司に意思を伝えたら何と言われようが
退職届けを無理やり送りつけ、辞めましょう!
あまりオススメはしませんし、これだと後味も悪いと思います。
そんな人は次で紹介するサービスをオススメします。
退職時のゴタゴタを避ける唯一の方法
ここまで読んで、退職の方法や理屈はわかったけど実際自分の職場は上司が怖くて無理とか。
お客さんや他の従業員にも迷惑がかかるし、心配とか色々あると思います。
そんな時は思いきって退職代行を使ってみることをオススメします。
退職代行とは?
自分の代わりに会社へ退職の意思を伝え、退職まで手続きの全てを代行してくれるサービスになります。
決められた料金を支払うだけで、以下のことをやってくれます。
- 退職の意思を伝える
- 退職の手続き(書類作成など)
- 退職後必要になる書類の受け取り
- 給料や有休消化について
- 会社からの貸与物の返却
僕のオススメはこちらの退職代行サービス「退職代行ニコイチ」です。
もっとも歴の長い退職代行会社で、弁護士の監修なのに料金が27,000円ととても安いのが特徴です。
やめる時ってだれでもいい気分がしないので、こういった部分を代行してもらえるのは精神的にとてもらくですね。
わかり合うのは無理
たまに、辞めるときに円満退職したいです!正直にエンジニアになります!とか
フリーランスになります!とか言えばいいんでしょうか?
って聞いてくる人がいます。
僕は実際にエンジニアとして働いているときに、「フリーランスになります!」って言ったら
と言って引き止められました。
無視して辞めましたけど。
必ずいますよね・・・。
応援してもらいたいとかいう円満退職至上主義者。
そんな人はここでその考えを捨ててください。
退職時に、上司の説得が無理な理由を説明します。
上司の説得が無理な理由
ここで、あなたが説得しようとしている上司の気持ちになって考えて見ましょう。
上司は何で今の会社で働いているんですか?それは、今の会社で働くことが最善の選択だと思っているからです。
あなたがいくらこの会社は給料低いし、休みが少ないあと5年で潰れる!
なんて言ってやめるべき理由を伝えたところで
ってなると思いますか?
もし、そう言われたのであれば、それは上司も会社を辞める時です。
説得の難しさが想像できましたか?では、もうちょっと身近な例えに置き換えて見ましょう。
あなたは現在Cちゃんという女の子と付き合ってます。
ある日Rubyちゃんという女の子を好きになりました。
なぜならRubyちゃんはCちゃんに比べ、女の子らしくて可愛いし、性格もいいし、料理もできるから。
あなたは思いました。
そうなると、今度はCちゃんに別れを切りださなければいけません!
あなたはその時なんていいますか?
とか
って言うと思います。
間違ってもRubyちゃんって子がいて、Cちゃんより女の子らしくて、おしゃれで、料理もできて・・・
だからRubyちゃんと付き合いたい!別れよう!
とは言わないはずです。
なぜ本当のことを言わないんでしょう?
それは、説得するだけ無駄だと思っているからです。
会社も同じです。
この例えに置き換えると、ここであなたはCちゃんに「別れよう!でもRubyちゃんとの恋はお応援してほしい!」って言ってるようなもんです。
ちょっとはわかってもらえましたか?
だから、上司を説得するのは時間の無駄なんで辞めましょう!
会社の辞め方講座【1年で3社辞めました】〜まとめ〜
まとめます。
- 会社を辞めるには退職届けを出したらOK
- 最短2週間で辞めれる
- 雇用先くらいは自分で選ぼう
- 引き止められたら第三者を引き合いに出しましょう
- 揉め事が嫌なら退職代行を使いましょう
- 上司の説得は無理なんで辞めましょう
かの有名なスティーブ・ジョブズの名言にこんなものがあります。
君たちの時間は限られている。だから他の誰かの人生を生きて時間を無駄にしてはいけない。
最も大事なことは、自分の心に、自分の直感についていく勇気を持つことだ。心や直感はすでに、あなたが本当になりたいものを知っている。それ以外は二の次だ。
人生は短いです。
円満退職をしようとか、今までお世話になったから〇〇しようとか、社会人としてこんな辞め方はダメだとかあるでしょう。
全て無視してください。
あなたの人生のうちの若い今、やりたいことだけやってても時間が足りないのに、やりたくないことをやるなんて1秒でさえ勿体無い。
観客はいろいろと好き放題ってきますが、結局あなたの人生に本当に必要なのは、そんな観客ではなく身近にいて励ましてくれる仲間です。
身近な大切な人、そして、1番大切なあなた自身の人生のために今すぐ会社を辞めて新しい道を進みましょう。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!ではまた!