こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
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ぼくは今、フリーランスのエンジニアをやってお金をもらっていますが、正社員でエンジニアをやってた時に比べてかなり働きやすくなって、給料も約3倍に上がりました。
この記事を読んでいるみなさんは現在正社員でエンジニアとして働いている、または将来的にフリーランスエンジニアを目指していると思います。
フリーランスエンジニアと聞いて、どんなイメージがありますか?
- 実力主義
- 孤独
- なるのにかなりの経験が必要
- 一部のデキるエンジニアしかなれない
こんなところでしょうか?ぼくは今フリーランスになって約半年が経ちますが、フリーランスになる前は、みなさんと同じようなイメージを持ってました。
しかし、実際に働いて見るとまったくそんなことはありませんでした。むしろ逆!
今回は実際にぼくが現場での経験を元に、フリーランスになるのには大したスキルはいらなくて1年くらいでOKな理由を解説していきます。では行きましょう!
フリーランスエンジニアになった当時の技術レベル

まず、こんなことを書いているぼくのエンジニアとしての実力紹介したいと思います。Twitterやプロフィール記事にもある通り、実務経験1年ほどでノリと勢いでフリーランスになりました。
実力も大したことはなく、Railsチュートリアルを2周やって内容を把握しているレベルで、なんとなくシステムの改修ができるかな?といった感じです。インフラ周りなんてよくわかりませんし、HTML・CSSもほとんど書けませんでした。
なりたての頃はまあまあ苦労しましたが、目安として正社員で普段ちゃんと仕事ができていれば、フリーランスになって働くことはできます。現場では正社員もフリーランスも同じような仕事をするので。
今の現場では、「正社員だから〜」「フリーランスだから〜」なんて区別はなく、みんな同じ立場で意見を出しあい、開発を進めていってます。
フリーランスは誰にも聞けないはウソ

フリーランスになると即戦力として現場に入り、誰もにも聞けない状況で1人開発を進めていかないといけないって思ってませんか?
実はまったくそんなことはありません!とはいえ、これもぼく自身フリーランスになって実際に働くまでそう思ってました。
実際の現場では、社内勉強会が頻繁に行われていて、それに自由に参加できたり、チームのメンバーも聞けば快く教えてくれます。
フリーランスは即戦力・孤独・わからないことがあっても聞けないとか色んなイメージがありますがそんなことはありません
同じチームなのでみんな教えあって仕事しますし現場によっては勉強会もあります
単価50〜60万くらいであればそこまでハイレベルなことは求められないです
— COM@FREELANCE (@com_y_0) August 13, 2019
チームメンバーとしても、わからないことをそのままにして開発をした結果、トラブルがおこったほうが面倒ですからね。
それに、現場が変われば色んなことが変わります。
同じ言語を使っていても、フレームワークが違ったり、バージョン管理ツールが違ったり、独自のルールがあったり。
むしろ、何も聞かずに進める方が無理なくらい。
遠慮せずにガンガン聞いて、スムーズに開発を進めましょう。
ただ、聞く時にはちょっとしたコツが必要です。エンジニアにはエンジニアのルールがあります。こちらの記事に詳しく書いたので、よければどうぞ↓

現場で必要な能力は『コミュ力>技術力』

先ほど少し書いた通り、フリーランスとは言ってもしばらくの間、業務内容は正社員と変わりません。
だいたい1つのプロジェクトを作るために、5人くらいのチームに入って他のメンバーと協力しながら開発を行います。
場合によっては、営業担当のひととも話しあいながら、システムを作って行くこともあり、絶対にコミュニケーションが必要になってきます。
あなたがもしチームのリーダーだとして、次の2人がチームメンバーだったとします。予算の関係で1人契約を切らなけばならなくなりました。どちらにしますか?
Aさん:技術力はちょっと低いけど明るくて、ハキハキ喋る礼儀正しいひと。進捗報告もきっちりこなし、チームメンバーや営業担当とも仲良し。
Bさん:実力はあるが暗くて、ボソボソ喋って何言ってるかわからないひと。進捗報告もあまりしない。チームメンバーや営業担当とも話さない。
おそらくほとんどのひとが「Aさん」を選ぶんじゃないでしょうか?
結局開発作業は、ひととひとの会話で進んでいく。
多少技術がなくても、相手との関係をうまく作り、質問しやすい雰囲気を作れば勝ちです。
実際の現場で、技術はあるけど会話が苦手なエンジニアのひとが契約を切られる場面にあったこともあります。
フリーランスになれば、いやでも実力はついてくる

フリーランスとはいえ正社員と変わらない・チームメンバーに質問できると言っても1つだけ決定的に正社員を異なる部分があります。
それは、あまりにも仕事ができない場合、契約を切られる可能性があることです。事前に面談でスキルの確認は時ているので、よほどのことがないとありえませんが・・・。
そうなると、どんなに普段勉強しないひとでも必然的にやらざるをえない環境になり、必然的に実力がつきます。
ぼくも、正社員のうちはいかに勤務時間にサボるかだけを考えて行動してましたが、フリーランスになってからは、効率と技術の習得に時間を使っています。
フリーランス専門エージェントを使えば営業は必要ない

フリーランスとして働いているエンジニア以外の職業を見てみると、自分で企業に営業をかけていたり、名前を売るためにわけわからないキャラ作りをしてSNSで発信したりしています。
それに比べてエンジニアはフリーランス専門エージェントを使えば、自分の代わりにエージェントが営業をしてくれるので、自分は一切営業をすることなく仕事がもらえます。
コネなんかなくても、エージェントにスキルシートを送って、指定された日に指定された場所へ行き、面談をすればOKです!
ぼくがオススメしてるエージェントは以下に書いてます。登録して、話を聞きに行くだけでも自分の今の市場価値がわかるので、今後フリーランスを考えてるひとはぜひどうぞ↓

だめだったら次の現場にいけばいい

フリーランスエンジニアは、正社員とちがって契約を切られるリスクがあると言いましたが、正直強いて挙げるならと言ったレベルです。
1つの現場に入って、もしダメでもそこで学んだことはエンジニアとして身になってるはずなので、次の現場で活かせる可能性が高いです。
それに今は、IT業界全体がかなりの人手不足なので1年程度の経験でも入れる案件の求人がたくさんあります。
最近も決まったけど、Ruby1年実務経験あれば50万円/月以上単価出てるから、やっぱwebエンジニアってすごい。
でもお金目的で簡単になれるものでもない。— 宮﨑大地 #ポテパンダ🐼 (@miyapotemaru) 2018年12月21日
契約を切られた場合、次を探せば良いですし、もし本当にダメなら正社員に戻れば良いだけです。
エンジニアとして、フリーランス経験があるひとなんて、ぜひ来て欲しいという企業はたくさんあります。
フリーランスになるリスクはかなり少ないので、今は安心してフリーランスになれる環境が整っています。
フリーランスエンジニアになるのに特別なスキルはいらない[実務経験1年だけ]〜まとめ〜
今回書いたことをまとめると、このようになります。
- フリーランスは誰にも聞けないはウソ
- 現場で必要な能力は『コミュ力>技術力』
- フリーランスになれば、いやでも実力はついてくる
- フリーランス専門エージェントを使えば営業は必要ない
- だめだったら次の現場にいけばいい
今回紹介したことはぼくの経験をもとにしたことなので、例外はあるかもしれません。
ただ、今回の記事を通して伝えたいことは、フリーランスになるのって自分で思ってるほど難しくないっていことです。
「フリーランス=厳しい」みたいなイメージを持ってるひとに、理由を聞いてみるとTwitterやネットのよくわからない書き込みが原因であることが多いです。
自分には早いと思って先延ばしにするのも、できると思っていますぐ挑戦するのも、自分の人生です。ぼくは、ちょっと勢いに任せすぎた感じは時ますが、あの時頑張って思い切って本当によかったとおもています。
たまに「フリーランスは難しいぞ!平均はこんなもんだぞ!」というプライドだけ高い老害エンジニアがそれっぽいことを言っています。
そう言った意見も間違いとは言えないし、確かに辛い部分もあります。
でもぼくは、今でも自分がエンジニアとしてフリーランスになる時、手放しで背中を押してくれたひとに今でも感謝しています。
このような記事を書くことで、過去の自分と同じような境遇のひと一歩踏み出す勇気を与えれたら幸いです。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!では、また!