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- 最善は良質なポートフォリオを作り自社開発企業に入る
- 目的を明確に
- 全くPCできない人はPCに触るところから始めよう
- とりあえず実務経験を積んでそこから軌道修正
- 大事なのは取り組む順番
- 開発経験を得るだけなら派遣でも十分
- プログラミングスクールでサポートしてもらう作戦
エンジニアとして成長する一番いい方法は、Web系の自社開発企業に入っていろんな技術に触れながら、先輩社員に教えてもらうこと。
それを一番高い確率でできるのが、現段階だと自社開発企業。というのが、最近ぼくが体験&聞き込み調査をした結果です。
でも、そんな自社開発を行ってる優良企業は当然倍率も高く、希望すれば誰でも入社できる訳ではありません。
じゃあどうすればいいかというと、良質なポートフォリオを作って面接に行けばOK。
でも、実はこれ個人的には手放しにオススメできません。なぜなら、全員が全員良質なポートフォリオを作れる訳じゃないからです。
ぼくは今フリーランスエンジニアとして働いてますが、未経験から初めて就職した会社は自社開発じゃなかったし、ポートフォリオもありませんでした。
それでも、ちゃんと開発経験をつみ今に至ります。
なので今回は、「エンジニアになるには業務経験が先かポートフォリオが先か」について、ぼくの体験談を元に解説していきたいと思います。では、いきましょう!
[aside]補足 一般的にエンジニアになりたいひとが思い描いてるのは、Webサイトやアプリの開発者だと思うので、ここで言うエンジニアはWeb系の開発者のことをさします。[/aside]
結論:完全未経験の人は先に実務経験を
今まで全くパソコンを触ってこなかったひとは、良質なポートフォリオ作りよりも、簡単にポートフォリオを作ってさっさと現場にいく方がいいです。
全くPCできない人はPCに触るところから始めよう
未経験から良質なポートフォリオを作ってるひとの経歴を見たことはありますか?
多くのひとはもともと仕事でパソコンを触っていたり、理系でプログラミングをやっていたりします。
一口に未経験といっても未経験の度合いが違うので、なんでも鵜呑みにしないほうが懸命です。
[box class=”pink_box” title=”これ全部未経験”]
- C言語はやってたけどWeb系の言語は初めて
- 東大理系学部卒
- 小さい頃からパソコン触ってタイピングゲームしてた
- 理系の大学でプログラミングやってたけど開発はやったことない
- 趣味でプログラミングやってたけど業務としてやったことない
- パソコンってなに?存在意義を教えて
[/box]
これネットでは全部「未経験」です。まじであてにしちゃダメです。ちなみに最後のは数年前のぼく。
プログラミングの勉強してて、未経験からエンジニアに!なんてひとのブログ見たら、理系でしたとか、有名大学卒とか、パソコン好きだったとか!
もしこの記事を読んでるあなたが、ぼく同じくパソコンにほとんど触れてこない人生を送ってきて、頭も良くない自覚がある場合いきなり良質なポートフォリオを作って、自社開発企業に入社のキャリアプランはちょっとまった方がいいでしょう。
もちろん先ほど書いたように自社開発にみんな入れればめでたしめでたしなんですが、現実問題そうはいきません。
特にまったくの未経験から高レベルなことにチャレンジして挫折してしまっては本末転倒。せっかくエンジニアという楽な職業を志したのにもったいないです。
それなら、ほどほどのポートフォリオを作り、SESもしくは派遣社員として業界経験を積むのがオススメ。
確かに業界経験は開発経験ではないので、それだけだと難しいですが、完全未経験のバカがいきなり自社開発企業に入る方がはるかに難しいです。
最善は良質なポートフォリオを作り自社開発企業に入る
とは言え、これはどうしようもない事実なんですが、もっともエンジニアとして最短で成長できるのは「モダンな環境」で「実務経験」を「丁寧に教えてもらいながら積む」です。
そして、それが一番高い確率で実現できるのが自社開発企業です。これは紛れも無い事実です。
なので、そこに入るために頑張って良質なポートフォリオを作り、未経験から自社開発企業に入るのは今後のキャリアを考えれば最善策だと言えます。
誤解なきよう。
目的を明確に
これからどうするか考えたときは、自分が最終的にどうなりたいかを明確にしましょう!
どうしても入りたい企業があるのか、フリーランスエンジニアになってゆとりを持って働きたいのかなど。
それによって方法が変わってきます。例えば、最終的な目標がフリーランスエンジニアになることなら、良質なポートフォリオは必須ではありません。
Udemyやチュートリアルを参考にしてテキトーなポートフォリオをとりあえず作り、手当たり次第に派遣会社に登録し、開発経験を積む方法もあります。(後で詳しく書きます)
とりあえず実務経験を積んでそこから軌道修正
なんどもいますが、エンジニアにとって重要なのは実務経験です。
重要度はこんな感じ↓
実務経験<<<超えられない壁<<<パソコンを触る業務(業界経験)<独学
独学は、優秀なひとのやる独学となんとなくやってる独学では実力のつき具合が違うので一概には言えませんが、大体はこんなもん。
なので、家でProgateを何周もやってるくらいなら、とりあえず会社はなんでもいいので突撃してしまったほうがいいかもしれません。
こういうこというと、
とか、
みたいなことをいう人がいるかもしれませんが、それは自己責任です。
ぼくもそうだったんですが、今まで何もやってこなかったひとが急にエンジニアを目指したからといって、未経験から自社開発へ華麗に就職なんて実際キツいです。
周りの友達の話を聞く限り、むしろうまくいくことの方が少ないんじゃないかと思うほど。
でも、大事なのはそこから軌道修正していくことです。ダメだと思ったらすぐに行動しましょう!
大事なのは取り組む順番
みんなエンジニア転職を真面目に考えすぎ
自社開発がダメだったら
テキトーにSES入って
それもダメだったら半年くらいでやめて
面談でうまい具合にやる気と伸び代を話して
自社開発に入ればいい
それでもダメだったらもうその頃にはある程度の技術と経験値があるはずだから
フリーランスを考えればいい— COM@FREELANCE (@com_y_0) 2019年4月11日
とりあえず今の自分の実力じゃ自社開発企業は難易度が高くて無理だと思ってSESに入ったとします。
例えばそこでテスター案件しかなくて、テスターの現場に入ってしまったなんてこともあるでしょう。
そしたら、テスターとして半年くらい頑張って、ついでにプロジェクトの進め方や、簡単なソースコードの解読なんかをやって、とりあえず持てるものを全部持って、やめましょう。
SESでもテスター案件でもやり方によってはソースコードも触らせてもらえるかもしれませんし、パソコンの基本的な動作(ショートカットなど)はどこでも学べます。
とは言え、テスター案件ばかりしか持っていない(任せてくれない)SES企業も実際にあるので、そんな企業に入ってしまった場合はちょっと業界の勉強させてもらってサクッとやめましょう。
ぼくもエンジニアになって初めて入った会社は開発がほとんどできない会社でした。
でも、ぼく自身「パソコンってなんのためにあるの?」状態だったので、パソコンの扱いに慣れるいい機会だったと思います。
全くパソコンを触ってこなかったようなひとは、こんな感じで業界経験を積む時期があってもいいかと。
そうしてるうちに少しづつプログラミングに対する苦手意識がなくなってきます。
ここで、やっと良質なポートフォリオを作って自社開発に挑戦!です。
いきなりだと未経験NGと相手にされなくても、ある「程度の業界経験+良質なポートフォリオ」があれば自社開発企業に入れるかのせいもグッと上がり亜ます。
こんな感じで、段階を踏んでいけば比較的再現性の高い方法で自社開発企業に入れるんじゃないでしょうか?
開発経験を得るだけなら派遣でも十分
もし、あなたの将来的な目標がフリーランスエンジニアになることなら、方法は一つではありません。
一般的にフリーランスになるのに必要なのは開発経験1〜2年くらいです。
要は正社員でも派遣社員でもアルバイトでもなんでもいいんで、開発経験を積みましょう。逆に言えば開発経験さえ積めば雇用形態なんかなんでもOK。
派遣というとあまりいいイメージがないかもしれませんが、エンジニアの派遣は時給高めで1600〜2000円くらい行きます。
未経験でエンジニアこれくらいなら十分じゃないでしょうか?
派遣エンジニアとして働けば、
- 責任少ない
- 定時で帰りやすい
- 余計な社内イベントに巻き込まれない
- 効率よく技術力アップできる
- すぐに辞めれる
こんなにもメリットだらけ。
どうせ開発経験を積んでやめるなら、派遣エンジニアとして働いたほうが辞めやすいですよ。
派遣エンジニアについてもっと知りたい人は以下の記事をどうぞ↓
派遣会社に登録するときは出来るだけたくさんの会社に登録したほうがいいです。
未経験でちょっとプログラミングできるレベルのひとに紹介できる開発の業務なんてなかなかないので、確率を少しでもあげるためです。
これは実際にぼくが登録して、仕事を探してもらった派遣会社はこちらです。
プログラミングスクールでサポートしてもらう作戦
「未経験でプログラミングなんかやったことないけど、時間がないしなんとしてでも自社開発企業に入りたい!だからそのために良質なポートフォリオを作りたい」って場合は、
プログラミングスクールでポートフォリオを作るサポートをしてもらうことも可能です。
techboostは基礎的な部分から、ポートフォリオの作成までサポートしてくれます。
オンラインサポートと、教室でのオフラインサポートの体制でポートフォリオの作成の手伝ってくれます。
もちろん、そのあとの就職まで面倒見てくれるので、どうしてもポートフォリオ作りたいけど、一人じゃ無理ってひとはプログラミングスクールにいってみるのもいいでしょう。
エンジニアになるには業務経験が先かポートフォリオが先か【体験談】〜まとめ〜
SESでもモダンな環境でじっくり育ててくれる会社もありますし、自社開発でもレガシーで放置される会社もあります。要は会社・現場次第。
エンジニアを目指す道に絶対の正解はありません。
ただ1つ言えるのは、何かアクションを起こさないと失敗か正解か結果すら出ないということ。結果がわからないと何もできません。
もしそこで失敗しても、失敗することがわかったので、次に行動するときはそれに気をつければいいんです。
そうすれば、初めに挑戦した時よりも成功する可能性は上がります。今うまくいってるひとは大体これの繰り返しをしてるひとばかり。
ゆっくりポートフォリオ作るのもいいけど、まずは業界未経験タグをはずしましょう!話はそれから!
なんだかまとまりのない文章になってしまいました。すみません。でも、自分の経験を元にした考えをまとめたので、参考になるひとはきっといるはず!
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
登録してもらえると嬉しいです。
エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!