こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。
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最近正社員エンジニアの方から、フリーランスになるタイミングについて聞かれます。
フリーランスエンジニアになれば、正社員にくらべて給料が上がり、無理に周りに合わせなくてよくなるので人間関係問題も改善されます。
それが目的でフリーランスを考える人は多いかと。
なので今回は「フリーランスエンジニアになるタイミングはいつ?」というテーマで詳しく解説していきます。
今正社員で今後フリーランスになる予定の方はもちろん、フリーランスに少しでも興味のある方は必見です。
では、いきましょう。
フリーランスエンジニアとは?
タイミングの話をする前にフリーランスエンジニアについて簡単に説明します。
知ってる方は飛ばして下さい。
フリーランスという働き方は、案件事に契約を結んでその契約を元に働きお金をもらいます。
簡単にいうと、手に職をもった高時給のフリーターです。
フリーランスエンジニアの契約について
契約には大まかに言って2種類あります。
- 請負契約
- 業務委託契約
請負契約:
日にちと報酬を決めた上で仕事を引き受けること。
3ヶ月でHP(ホームページ)を作成50万円のように。
できたらお金がもらえる。
Web制作エンジニアはこの契約が多い
業務委託契約:
月単位で稼働時間を決める(週5・140-180時間のように)
月で決めた単価をエンジニアに支払う。
できてもできなくてもお金がもらえる。
フリーランスというと請負契約をイメージする方が多いかもしれませんが、僕のオススメは業務委託です。
なので、この記事での「フリーランスエンジニア」は業務委託のエンジニアのことを指します。
フロントエンド・バックエンドは問いません。
エンジニアの働き方・雇用形態についてもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
https://comblog.net/2020/05/28/%e7%9b%ae%e6%8c%87%e3%81%99%e3%81%aa%e3%82%89%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%84%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b/
ちなみに、最近は業務委託でも請負でもリモートワークが普通になってきてるので、請負じゃないと自由じゃないなんてことはありません。
フリーランスエンジニアになるタイミングはいつ?
結論、今正社員として日々の開発業務を問題なく行えてるのであれば、いつでも大丈夫です。
フリーランスエンジニアの仕事
大丈夫です。
みなさんが思ってるほどフリーランスエンジニアの仕事って特別なことをしてません。
こちらは一般的なアプリ開発の手順↓
案件にもよりますが、フリーランスエンジニアがメインで担当するのはコーディングの部分。
ベンチャーなどで人数が少なく、エンジニアも要件を詰めるところから入ってもらうってパターンもありますが、基本業務はコーディング。
なので、今正社員エンジニアとしてコーディングが問題なく行えてるのであれば、フリーランスになっても全く問題なく仕事できます。
できるかできないかは案件に入ってみないとわからない
たまにこう言う方がいますが、この問題についても考えること自体無意味です。
理由を説明します。
わからないことがあって当たり前
そもそもなんですが、わからないこと聞いたことないことはあって当たり前です。
むしろ今までやってきた知識と経験だけで解決してしまう方が問題です。
この世の中に、全く同じシステムを同じ製作方法で作ってる会社はないからです。
どの会社もこの言語・この言語・ツール・ルールがベスト!と思ってやってるので。
僕もエンジニア歴4年になろうとしてますが、いまだに新しい現場ではわからないことだらけで、その都度聞いたり調べたりしてます。
他の現役フリーランスエンジニアのみなさんも、現場に入ってから頑張ってキャッチアップします。
参画する→知らない部分をキャッチアップ→別案件に参画する→知らない部分をキャッチアップ
これの繰り返しでどんどん強くなっていくんです。
ジムリーダーに挑戦するポケモントレーナーと同じ。
面談で全部はわからない
フリーランスエンジニアとして案件に参画する前には必ず面談があります。
面談がよくわかってない人、詳しくはこちら。
面談は大体30分くらいで、企業側が開発してるアプリの概要を説明。
次にエンジニアが簡単に自己紹介と経歴紹介。
それに対して企業が質問。
最後にエンジニアが気になるとこを企業に質問。
という流れになります。
セキュリティの問題などもあり、この場でコードや細かいツールについて語り合うわけにはいかず、面談ではさらっとしか語られません。
こんなんで詳細がわかるわけないですよね。
企業側からしても、面談に読んだ時点でスキルシートはみてるので、最低限のスキルという面では合格してるようなもんです。
面談ではコミュ力を主にみられます。
仮に実際採用してみてあまりにも使えなかったら、クビにすればいいのでそこまで企業側も重く捉えていないんですよね。
ある程度面談と違うこと、聞いてないことがあるのはそこまで珍しいことでもないので、気にしすぎず、
くらいの心持ちでいましょう。
できるできないは基準が曖昧
面談で、
と言われて
と言ったけど、相手の求めてるレベルが高くて(or低くて)、思ってたのと違ったなんてこともたまにあります。
理由は簡単でエンジニアの技術力はレベルで可視化できないため、基準が曖昧だからです。
例えばスマブラ。
実際に戦ってみたら、Bさんの方が圧倒的に強かった。笑
こんな感じで、同じ「強い」でも相手の求めるレベルとこっちのレベルには違いがあります。
フリーランスの面談での「できる」はそれくらい誤差のあるものなので、これも頭に入れておくといいです。
フリーランスになる基準値
いつなっても問題ないと思いますが、最低限できた方がいいこととしては以下の通りです。
- アプリの機能開発が一人称で開発できる(質問はしてもOK)
- 仕様について話し合うコミュ力がある
- 進捗報告がこまめにできる
- Git・Git Hubを使ったチーム開発ができる
- テストコードが書ける
- Linuxでの操作が問題なくできる
何度も書いてますが、正社員として問題なく働いている方なら大丈夫かと。
フリーランスエンジニアなる手続き
手続きは以下の通りです。
- 税務署に開業届を出す
- 保険・年金の変更
これだけでOK。
2-3日あれば終わります。
フリーランスエンジニアの仕事の取り方
フリーランスエンジニアとして仕事を取る方法はシンプルです。
エンジニア専門のエージェントがいるので、その会社にスキルシートを持って行って案件そ紹介してもらうだけです。
フリーランスというとTwitterやクラウドソージングでの営業をイメージされる方がいますが、普通にフリーランスエージェントを使った方が早いです。
それに契約周りも安全なので特に経験が浅いうちは、エージェントを使いましょう。
フリーランスエンジニアの仕事の取り方をもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
https://comblog.net/2018/10/05/%e6%84%8f%e5%a4%96%e3%81%a8%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%81%8c%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%92%e3%81%a8%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95/
フリーランスエンジニアになるタイミングはいつ?〜まとめ〜
いかがでしょうか?
正社員エンジニアがフリーランスになるタイミングについて解説しました。
フリーランスエンジニアは幸い資格が不要なので、なろうと思えば誰もでもなれます。
要はなりたいと思ったらなってみればいいんです。
結局のところ、
「実力不足だろうがとりあえず飛び込んでみて無理やり自分を環境に適応させる」
ができる人とできない人の間での格差がヤバイことになってる。
— やまもとりゅうけん/金持ちフリーランス貧乏サラリーマン(KADOKAWA)出版 (@ryukke) December 22, 2020
もちろん全員が全員フリーランスエンジニアに向いてるなんてことはないと思うので、やってみて向いてないなと思ったら正社員に戻ればいいだけです。
やってもいないことに対して向いてる向いてないを考えるってめちゃくちゃ時間の無駄だし、これほど的外れなことってないと思います。
なんて人いたら、
いいからやてみろよ!
と思うはず。
それと同じです。
この記事でも
https://comblog.net/2019/10/30/%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%81%b8%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%8f%e3%81%82%e3%82%8b%e4%b8%8d%e5%ae%89%e3%82%92%e5%be%b9%e5%ba%95/
これだけ書いても、
っていう人はもうそのままでいいと思います。
やったことないことを散々考えて、時間を無駄に過ごしてそう言う人生をこれからも送っていくことでしょう。
マジで人生損してると思いますが・・・。
そんなことないから、挑戦してみたい!
と言う方はまずは会社をやめてスキルシートをエージェントに持っていくところから始めましょう。
この記事がこれからフリーランスエンジニアを目指す人の役に立てば嬉しいです。
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
登録してもらえると嬉しいです。
エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!