こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
フリーランスエンジニアといえば、実力主義で不安定な分やったらやっただけ成果がついてくる。
だからついつい仕事を沢山入れてしまって休みがない。
そう思ってる方が多いと思います。
確かにフリーランスって仕事とプライベートの境目がなくなってる人が多いイメージありますよね。
ということで今回は、「フリーランスエンジニアは休みがないって本当?【現役フリーランスが回答】」というテーマで解説して行きます。
これからフリーランスになりたい方、フリーランスに興味ある方は是非参考にしてください。
では、いきましょう!
フリーランスエンジニアは休みがないって本当?【現役フリーランスが回答】
結論、人によるけど基本的には会社員と同じかそれ以上に休めます。
フリーランスエンジニアの働き方と契約について

フリーランスエンジニアといってもいろんな種類があります。
まずはこれを理解しましょう。
- 請負契約
- 業務委託契約
それぞれの説明を簡単にすると、
請負契約
請負の意味
日にちと報酬を決めた上で仕事を引き受けること。
請負契約の始まりは、クライアントに自分を売り込む、もしくは仕事募集サイトで自分にクライアント側から声がかかるの2パターンです。
クライアントがいて、その人の要望を聞いて、注文どおりの成果物を納品することで報酬が発生する方式です。
たとえば、自分の会社のHPを作りたい人がいて、その人からエンジニアが一人で仕事をもらいます。
その後、デザインやページ構成をクライアントと一緒に考えて、コーディングしてリリースというのをエンジニア一人でやります。(複数でやることもあります)
業務委託契約
委託の意味
ゆだねで任せること。人に頼んでやてもらうこと。
アプリ開発系エンジニアの働き方でもっとも一般的な働き方です。
なのでかなり詳しく書いて行きます。
アプリを作る場合、まず要件を決めて、その要件を満たせる機能を洗い出します。
そしてその機能がどれくらいの期間でできるかを大まかに計算し、アプリ作成(実装)→テスト→リリースまでの期間を算出します。
※全部がうまくいくことは稀ですが、例のためうまく行くという想定でいきます。
それで仮に6ヶ月とでたら、それに必要なエンジニアの数を揃えるために外部に募集をかけます。
このタイミングでフリーランスのエンジニアに声がかかります。
そして、エンジニアとの間にこういう契約を結びます。
契約内容は以下のとおり↓
- 月に140-180時間の間で働いてアプリを作ってください。
- 月の単価として60万円を支払います。
- できてもできなくても、給料はお支払いします。
- ただし、140時間以下だった場合、月単価を時給計算した分引きます。
- 180時間以上になった場合は、月単価を時給換算した文を上乗せします。
これがいわゆる月単価と呼ばれるもので、エンジニアとして働く時の目標にもなってたりします。
ここでの時間は案件事に変わってくるので、あくまで一例です。
契約によっては意外と休める

ここまででフリーランスエンジニアの契約について請負契約と業務委託契約を解説しました。
では、それぞれの契約ごとにどんな感じで休めるのかを説明します。
まず請負契約についてですが、これは成果物を出した時にお金が発生する契約です
成果物を出さないとお金がもらえない、これは逆を言えば成果物さえ出せばあとは何してもいいとも受け取れます。
なので例えばホームページを作成する仕事で、
「期限は2ヶ月・金額は30万」
みたいな場合、最初の1ヶ月で全力でやって残りの1ヶ月は休むという働き方も可能です。
作業に慣れが出てきたらその分完成までスピードは上がりますし、作成までの計画を立てて実行できる人であれば休みやすい契約と言えます。
次が業務委託なんですが、これは先ほどの請負契約と逆で労働時間に対して労働時間に対してお金が振り込まれます。
月に140-180時間の間で働いてその時間に対して月〇〇万円という形で給料がもらえます。
1ヶ月のうち平日は大体20日、全部働いたとして月の労働時間は160時間になります。
契約だと最低限働いて欲しい時間が140時間なので、あと20時間分休めるというわけです。
日にちにすると3日くらい。
もちろん案件の進捗や、スケジュールで休みにくいこともあるかもしれませんが、契約上は休んでも文句言われません。
実際僕は働く時間を調節して140時間〜150時間くらいに抑えてます。
案件によってはかなり休める

契約によって休み方は違えど、フリーランスエンジニアは意外と休めることがわかってもらえたと思います。
次に案件によっても休みやすい場合がある話をします。
ちなみにこれは業務委託の場合です。
業務委託は委託される先の会社の一員となって働くわけですが、その会社の決まりが緩くて休みやすい時が意外とあります。
僕の体感だと緩い:厳しいは7:3くらい。
そもそもIT業界のエンジニアという職種が、一般的な営業や販売職に比べて休みに関して許容範囲が広いってのがありますね。
リモートの場合遅刻もなかなかないし、会議に数分遅れてもお咎めなし。
昼休憩は一時間超えても文句言われないし、当日朝に連絡言えれれば休んでも問題なし。
こんな感じの案件が割と沢山あります。
また、正社員と比べて新入社員歓迎会などの会社の集まりに参加しなくていいため、業務中は業務に集中できて、業務外で予定を詰め込まれることがほぼないので時間も取りやすいんです。
フリーランスエンジニアの仕事は沢山ある

こんなふうに書くと、
という意見が出てくるかもしれませんが、それは経験年数と経験回数で改善されていきます。
僕も経験年数1年くらいの頃は炎上案件に入って全然休めなかった記憶がありますが、3年くらいたった今だとこっちから案件を選べるので、ゆるそうで休めそうなところを選んで入ることができます。
半年〜1年たてばスキルもかなり上がると思うので、今休めない人はスキルアップ期間だと思って頑張ってみるといいでしょう。
もちろんやばいと思ったらスキルとかどうでもいいので、自分のためにもすぐに逃げることが大事ですよ。

フリーランスのマイナスイメージをつけたい人からの偏見

ここまで読んでもらった方はわかると思いますが、実態としてフリーランスエンジニアは十分休めます。
ではなんでフリーランス=休めないというイメージがあるのかというと、
1つは真面目すぎて休むのが下手なエンジニアがキツそうな実態をさらして、それが一般の目に晒されてる。
もう1つはフリーランスじゃない人が、勝手にそういうイメージを持って間違った発信をしてるというのもあります。
こういうのは大体フリーランスを目指されると困る会社の社長や、フリーランスになりたくても勇気のない人が僻んでるだけなんですけどね。
無視でいいと思います。
フリーランスは休めないからきついらしい。っていう人は多分フリーランス経験したことないんでしょうね。
経験したら休めないなんて発想でないですから。
フリーランスエンジニアは休みがないって本当?【現役フリーランスが回答】

いかがでしょうか?
今回は「フリーランスエンジニアは休みがないって本当?【現役フリーランスが回答】」について解説してきました。
「フリーランス=休みがない」というのは、一部の目立つ人とマスコミが作り上げたイメージだというのがわかってもらえましたか?
もちろん中にはそういう人もいるけど、実際に働いてるとそうじゃなくて余裕持ってる人の方がほとんどでした。
この記事がフリーランスエンジニアを目指してる人の参考になれば嬉しいです。
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エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!