こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
僕は普段エンジニアとして働いてますが最近、エンジニアを目指してる人が増えてきました。
それはSNSを見てもリアルな友達を見ても明らかで、TwitterのDMなどでも質問をもらいます。
多くきた場合返事が遅くなるかもしれませんが、頑張って返します。
エンジニアになる時に、
では雇う側にメリットがないので、自分の実力・努力量を証明するためのポートフォリオが必要になります。
でも、そうは言ってもそんなに作りたいものなんかない、何作ればいいかわからないって言う方も多いんじゃないでしょうか?
今回はそんな人たちに向けて、「エンジニアになりたいけどポートフォリオ作りで悩んでる人へ」というテーマでアドバイスをしたいと思います。
エンジニアを目指してる人、ポートフォリオに悩んでる人必見です。
では、行きましょう!
エンジニアになりたいけどポートフォリオ作りで悩んでる人へ
みんな作りたいものなんかない
大丈夫です。
みんなないです。
そもそもエンジニアになりたい・目指してる人には2種類いて、
何か作りたいからエンジニアになりたいというエンジニアが目標の人
もう1つはお金・ライフスタイルで実現したい目標があって、それの手段としてエンジニアを選んだ人。
ちょっと前は前者のエンジニアが目標の人が多かったし、一般的なエンジニアはこっちを想像する人が多いと思います。
しかし、最近は後者の、エンジニアを手段とする人が急激に増えてます。
理由としては、
- エンジニアは稼げる!とか、
- エンジニアはどこでも働ける!とか、
- 在宅ワークをして自分の時間を大切にしたい!とか
みんなエンジニアになることもメリットに気づき始めたからです。
そういう人にとって
と言われても何を作ればいいのか思い浮かばないのが普通なんですよね。
もちろん僕もそうだったし、周りにもそう言うエンジニアが多いです。
なので、エンジニアなのに作りたいものがないなんて・・・僕はエンジニアに向いてないと心配する必要はありません。
ポートフォリオに悩んでる人の原因
とりあえず、悩んでもいいし、作りたい物がなくてもいいので自分を責めないでください。
次に悩んだり、作りたい物がない人が多く陥ってる原因を挙げます。
それは、作りたいポートフォリオのレベルが高すぎる。です。
エンジニアとしてTwitterやQiitaで情報収集してると、マジでレベルの高いポートフォリオばかりが目に着きます。
- サークルシーアイ
- ビュージェーエス
- AWSでなんやらかんやら
それらを見て、
って思っちゃうんです。
そして、自分には作りたい物がない・・・思いつかない・・・という負のループに入るわけです。
結論あれらを気にする必要はありません。ガン無視でOK。
あれはSNSが産んだ弊害でして、どうしても高いレベル物が目立っちゃうんですよね。
あんなわけわからない横文字を並べたポートフォリオをみんなつくれたら、日本のエンジニア不足なんか秒で解決します。
でも実際は絶賛エンジニア不足なわけで、つまりそういうことです。
あれがテレビで出てるジャニーズのTOPのイケメンを見て、
って思い悩むくらいアホです。
あと、たまにプログラミングスクールの広告で、卒業生のポートフォリオを紹介して自社のスクールの凄さを見せてるとこをよく見かけますが、あれがマーケなので割り切りましょう。
祝!2021年東大入学者〇○人!!!
ってやってる予備校と同じです。
ITエンジニア転職のためにポートフォリオを作ったが、作りたいものを作ろうなんて一切思わなかった。自分の能力をアピールすればいいだけだから、イケてるサイトを模倣した架空サイトで全然OK。
「作りたいものが思いつかない」って悩んでる方は、もっとハードル下げても大丈夫ですよ。— タッティー|爆速で稼がせるプログラミング講師 (@something_Tatty) April 18, 2021
あともう一つよくあるのは、ないものを作ろうとしてる。です。
正直入ってポートフォリオなんて、どこかのだれかが作ったものにちょっと手を加えて、テキトーな理由つけて面接を突破するためだけのもの。
会社を企業して、新しい事業・アプリを立ち上げるわけじゃありません。
なので、今ないものとか、今起きてる問題を解決しようとか本気で思わなくてOK。
沢山はいませんが、たまにいます。
ペルソナとか、マネタイズとか時間の無駄なので考えなくていいです。
もし、いいアイデアがあるなら、将来起業する時のための温めておいてください。
ポートフォリオの必要性
そもそもポートフォリオで悩んでる人ってここをしっかり理解してない人がほとんどなので、説明します。
みなさん今までバイトやIT業界以外の就活ではポートフォリオなんか作ったことないと思うので、
ポートフォリオという言葉自体聞いたことなかった人が多いんじゃないでしょうか?
僕も始めて聞いた時はなにそれ?って思いました。
エンジニア(IT業界)におけるポートフォリオとは、自分の実力(スキル)・努力量を相手に伝えるための作品のこと。
ポートフォリオがなぜ必要か?というと雇用してくれる会社に自分のスキルと努力量を伝えるためにあります。
だから、最新技術や超難しい技術や、独創的なアイデアとかはいらないんですよね。
別にこれから会社作ろうとしてるわけじゃないので。
ポートフォリオで悩んでる人は、これから新しいビジネスを作ろうとしてるわけじゃないので、なんか見たことあるやつでいい。
これだけは覚えといてください。
エンジニア以外の芸術系だと、「ポートフォリオ=独自性の塊」というイメージがあるかもしれませんが、
エンジニアなんかただアプリを作るだけなので、そこに独自性とか必要ありません。
ポートフォリオ作りのポイント
これを説明します。
目的を明確にする
一番大事なので、一番最初に書いきます。
ポートフォリオを何のために作るのか?
これを明確にしてください。
例えば、あなたがバックエンドのエンジニアになりたいとして、そのための就活(or転職活動)にポートフォリオを作ろうとしたとします。
その時会社が見るのは、主にバックエンドの部分なんですよね。
そうなんですが、たまにこれを忘れてて、バックエンドのエンジニアを目指してるのに、UI UXに拘ってたり、
Photoshopを使って自分で画像を作ろうとしたり、スマホ対応にしたりとそっちにも注力する人が多いんです。
1日が50時間くらいあって、超暇な勉強好きならいいんですが、ほとんどの人はエンジニアになりたくてそのためにポートフォリオを作ってると思うので。
逆にフロントエンドのエンジニアを目指してるのに、
サーバーをAWSで〜とか、
サークルシーアイとDockerを使って〜
とかをする必要はありません。
もちろん絶対にやるな!
ということではありません。全く意味ないとも言いません。
ただ、これらは難しいわりに大幅な加点にはならないし、下手するとほぼ加点されないケースもあるので、そこは気をつけましょう。ということです。
コピーは避ける
コピペで作っても別に問題ないんですが、どこかにあるコードをコピーしただけだとNGです。
ポートフォリオは面接時に見せたり、なんでこう作ったのか?などをたまに聞かれるんですが、
そこでコピーでしか作ってなかったら答えられませんよね?
スクールのカリキュラムで作ったものをそのまま。
なんてのは辞めましょう。
意味を持たせる
嘘でもいいので、なんで作ったかをはっきりしておき、説明できるようにしましょう。
- なぜこのポートフォリオを作ったのか。
- どういうい意図があるのか。
これが重要です。
具体的には、どういう理由を用意しておくといいかというと、
まずは作るきっかけです。
プロテインが好き・筋トレが好きだから、プロテインの比較サイトを作ったとか。
そういうのでOK。
あとは、どこにこだわって作ったのか?もあるといいでしょう。
おそらくそう言う人が多いと思うので、その場合は拘っているっていうとウケの良さそうな部分を考えて、回答を用意しておきましょう。
さきほども書きましたが、ここはオリジナリティを出すところでも、時間をかけるところでもないので、注意しましょう。
あとは、技術的な部分での意味も必要です。
- バックエンドのエンジニアを目指してるから、Rubyと使ったとか。
- フロントエンドのエンジニアを目指してるから、Reactを使ったとか。
意味について、面接で深堀されることは少ない(僕は経験したことない)ので、そこまでしっかり準備していく必要ないので。
ポートフォリオ作りで悩んだら
とは言ってもポートフォリオがあれば実力の証明になるので、就活が有利になるのは間違いないです。
と言う方には、Ruby on Railsチュートリアル(通称Railsチュートリアル)とUdemyがおすすめです。
Railsチュートリアルは、その名の通り、Ruby / Ruby on Railsを使ってアプリを作るチュートリアルです。
ちょっと難しいですが、現場で使われてるような機能を実装するので、実力がつきます。
そこで代々のアプリ作成の流れを学んだあと、自分でオリジナルのアプリを作ってみるとスムーズに行きます。
Rails以外がいい人は、Udemyがおすすめ。
Udemyは買い切りの動画教材で、各言語ごとに、アプリを作ってみよう!という感じのチュートリアルがあるので、そこから選んでみるといいです。
個人的には、一旦Railsチュートリアルをやってみて、あまりにも不明だったら、Udemyを使ってみると言うやり方がいいと思います。(Progateは完了済み想定)
Udemyに関しては、僕が実際に使った講座をこちらの記事で紹介してるので参考にしてください。
って言う方はおそらく基礎ができてないか、勉強の習慣ができてない可能性が非常に高いので、まずプログラミングスクールに通うといいです。
プログラミングスクールは、基本的にポートフォリオ作りまで面倒みてくれるので、ポートフォリオ作りで挫折することはないでしょう。
エンジニアになりたいけどポートフォリオ作りで悩んでる人へ〜まとめ〜
いかがでしょうか?
今回は、「エンジニアになりたいけどポートフォリオ作りで悩んでる人へ」というテーマで書きました。
ポートフォリオってレベルより、作ったこと自体に意味があるんですよね。
自分のスキルと努力量を表すって冒頭でも述べましたが、ポートフォリオを作れる人って、絶対に努力できる人じゃないですか。
仕事しながら、バイトしながら、エラーと毎日戦って調べてポートフォリオを作るって普通の人にはできません。
努力できる人だったら、スキルを教えれば伸びるし、実務をやってれば勝手に伸びます。
だから、それを図るのがポートフォリオになるわけです。
その辺りを知れば、本当に力を入れるべきところがわかってくると思います。
この記事が今ポートフォリオ作りで悩んでる人の役に立てば嬉しいです。
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エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!