こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
現在30歳でフリーランスエンジニアを目指しています。奥さんもいて少しでも早くお金を稼ぎたいのでできるだけ早くフリーランスになりたいと思ってます。それは可能でしょうか?
フリーランスエンジニアになれば、収入は正社員と比較しても2-3倍になる(経験年数にもよりますが)ので、早くフリーランスになりたいと言う方も多いんじゃないでしょうか?
まず結論から言うと1年ほどの短期間で、フリーランスエンジニアになることは可能です。
でも短期間で目指す場合はちょっと注意すべきところがあります。
これからフリーランスを目指す方は参考にしてもらえたらと思います。
ではいきましょう!
フリーランスエンジニアに1年でなれる人の・なれない人の特徴と注意点
フリーランスエンジニアCOMの経歴
まずこの記事を書いてる僕の経歴を簡単に紹介します。(詳しくはこちらに書いてますが)
僕は現在フリーランスのエンジニアとして働いてます。
もともとは文系でもなければ頭も良くないアホな大学生で、大学を卒業後ITとは全く関係ない小売店で2-3年働いたのちにエンジニアになりました。
そのあと10ヶ月ほど就職先でエンジニアとして働いて、フリーランスとして独立しました。
就職して開発経験を積んだとは言っても、約10ヶ月という1年未満の短い期間でフリーランスになるのはかなり早い方だと思います。
また、僕の周りにも短期間でフリーランスエンジニアになった人が多いので、そういった人の経験談、
そして、完全未経験から実際に1年未満という短期間でフリーランスエンジニアになった僕が経験を元にリアルな体験談を交えて話していきます。
フリーランスエンジニアに1年でなれる人の特徴
1年でフルーランスエンジニアになれる人の特徴はこちら↓
- スキルの習得に貪欲
- 稼ぐことに貪欲
- 期限を決めてる
- 行動力がある
- 無駄にビビらない
順番に解説します。
スキルの習得に貪欲
フリーランスエンジニアはエンジニアなのでまず第一にスキル。
スキルなしでエンジニアになるのは、野球できない野球選手くらい無理です。
フリーランスは人手が足りない会社の手伝いとして案件に入ってアプリなどの作成をするのが一般的なので、最悪スキルさえあれば仕事には困らないですね。
なのでこのスキルの部分を常に追求できる人は、短期間でフリーランスになれる人が多いです。
『30代でプログラミングを学ぶのは遅い』って意見もあるけど、そー言ってる人は多分20代でもやらない。
本当にやる気あれば、何か考える暇があればコード書いてる。
僕は未経験から勉強して、エンジニアになるまでは6ヶ月。
やる気があれば歳は関係ない。#プログラミング初心者
— 有人@エンジニア起業家 (@freese90) September 25, 2021
フリーランスはやること(開発)やっていればクビになることはまずないので。
目安でいうと、正社員として機能の実装が1人でできれば大丈夫です。
その「1人」というのも1-10まで全部1人でやらないといけないわけではなく、同じチームの人に聞いてとりあえず1人で実装できれば問題ありません。
稼ぐことに貪欲
1年という短期間でフリーランスエンジニアになる人は、稼ぐことに貪欲です。
お金に貪欲というとあまりいいイメージがないと思いますが、お金を稼ぐというのはそれだけ多くの人に感謝されて役に立ってることなので何も気にしなくてOK。
稼ぐことに貪欲というのが具体的にどう言うことかというと、
という強い意志があるかどうか。
稼ぎたい!という強い意志がある人は、それまでに何をしないといけないのかが明確になり、それだけ努力する時間が増え、結果として短期間でフリーランスになってる人が多いです。
期限を決めてる
短期間でフリーランスになれる人は、いつまでにフリーランスになる!という目標が明確な方が多いです。
そもそもフリーランスってなってもならなくてもいいもので、別に義務でもなんでもありません。
なので、フリーランスいいなあと思いつつも行動しない人がほとんど。
じゃあなぜそこでフリーランスになる人となれない人が出てくるのか?その違いは期限を決めてるかどうかです。
期限を決めて、それを友達や家族に公言してしまえば後に引けなくなって、強制的にやらざるをえない環境になります。
そういう環境になると人はできるようになるものです。
僕もフリーランスエンジニアになる前に、
と言うことと友達や彼女に公言してました。
結果として半年ではなく10ヶ月ほどかかってしまいましたが、それも短い方だし、ここまで勉強できたのは間違いなく、周りに公言しまくって自分を追い込んだからだと思ってます。
行動力がある
フリーランスエンジニアになる手順はこちら↓
会社を辞める→開業届をだす→フリーランスエージェントへ行く→フリーランスエージェントに案件を紹介してもらう→案件面談→案件参画
ざっくりこんな感じですが、これ正社員を続ける選択肢を取った場合上記の全てをやらなくて済みます。
まず退職は当たり前として、フリーランスになるだけなら開業届を出すだけでなれるにはなれます。(本当になるだけ)
そこからお金を稼ぐためにどうすればいいかと言うと、僕みたいにフリーランスのエンジニア(バックエンドの開発)は自社開発企業の案件に参画して、作業をすることでお金をもらいます。
いわゆる業務委託契約というやつです。
そのためには契約をしてくれる企業を探さないといけません。
案件探し自体はフリーランスエージェントがやってくれるので、苦じゃないんですが登録作業や、登録後のスキルシート作成・送付、そして面談と仕事するまでにまあまあいろんなことをします。
これらを「フリーランスエンジニアになるため!」と切り替えて行動できる人は比較的短期間でフリーランスになってます。
無駄にビビらない
フリーランスって今の仕事・正社員を辞めて独立するので、それ自体にビビって行動しない人多いです。
よくある理由は、仕事がなくなるのが心配とか新しい案件での人間関係が不安とかいろいろあるんですが、結局どれも行動するのにビビってるだけ。
そしてビビってる自分が惨めにならないためにそれっぽい言い訳をして自分を納得させてだけなんですよね。(辛口ですみません)
僕も最初はビビってましたが、なった後、不安に思ってたことが起きた経験は一切ありませんでした。
やっぱりやる前とやった後では、感想も心配することも全然ちがいますね。
なのでこう言ったやる前に知らないからこそ来る不安にビビらずに、しっかり行動できる人が短期間でフリーランスエンジニアになれます。
この記事を読めばフリーランスになる前の不安が解消されるかも↓
フリーランスエンジニアに1年でなれない人の特徴
逆にフリーランスエンジニアになれない人の特徴はこちら↓
- 慎重すぎる
- 技術しか磨いてない
- 全部自分でやろうとする
順番に解説します。
慎重すぎる
先ほどの「行動力がある」「無駄にビビらない」の逆です。
フリーランスになるということは、今までやってきた仕事をやめて独立し、稼ぐということ。
雇用形態も変わるし、フリーランスエージェントが仕事を提案してくれるとはいえ、面談に受からないと仕事はないし、入った案件で短期間でクビになる可能性もあります。
慎重すぎる人はそういったリスクに対して敏感になりすぎてるので、短期間でフリーランスになるのは難しいです。
フリーランスはリスクがあると書きましたが、実際のところ案件が見つからなくて仕事がない状態になったことはなかったし、
短期間でクビになってもフリーランスエージェントに頼めば一週間くらいで次の案件が見つかったしで、実はそこまでリスクでもないと思います。
技術しか磨いてない
先ほどスキルが大事だとは書きましたが、スキルだけしか磨いてないとそれはそれで問題があります。
理由はエンジニアは複数人で1チームを作り、要件定義など含めエンジニア以外の人(PMやデザイナーなど)と会話をしながらアプリを作っていく機会が多いため。
技術だけ!でも仕事はあると思いますが、短期間でフリーランスになるのは難しいです。
そもそも経験年数1-2年って部活でいうところの、「試合に出してもらえるかどうかのライン」なので、現場もそこまで期待してません。
それより、チームに馴染んで普通に仕事をしてくれるかを重要視します。
技術は教えればなんとかなりますが、人間性は教えてもなんともならないですからね。
技術だけでなく、人間性・コミュ力や見た目の清潔感も案件参画時には大事な評価基準になるので、その辺りを総合的に鍛えておくといいでしょう!
全部自分でやろうとする
フリーランスエンジニアが仕事をもらう手順は先ほど紹介しましたね。
実際に仕事を探すとなると、基本はこのやり方です。
会社を辞める→開業届をだす→フリーランスエージェントへ行く→フリーランスエージェントに案件を紹介してもらう→案件面談→案件参画
つまり、フリーランスエージェントを使って面倒な部分をやってもらうというやり方。
自分で営業して案件を取ってもいいんですが、単価交渉・契約更新手続き・面談予約などまで自分でやるとなると1人では不可能です。
やれたとしても休日がなくなります。笑
なのでこれを全部1人でやってしまうと、「フリーランスエンジニアはやることが多いから難しい」という発想になって独立が遠のきます。
なのでここは大人しく餅は餅屋ということで、営業などの面倒な手続きはフリーランスエージェントに任せましょう。
僕はこちらのエージェントを使ってますが、営業・単価交渉だけじゃなく、フリーランスになる時一番面倒だとも言える確定申告などの税金周りをやってくれます。
僕もここでフリーランスになりましたし、経験年数が比較的浅目でもいい案件を探してくれるので、興味ある方は使ってみて下さいね。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓
フリーランスエンジニアに1年でなれる人の注意点
技術に偏りがでる
1年という短い時間でフリーランスになった場合、技術に偏りがでる場合があります。
たとえば未経験からIT企業に就職してエンジニアとして働く場合、いきなりコードをガッツリ書くというよりは簡単な処理から、徐々にコードを触っていくという流れが一般的だと思います。
(例えば、フロントのHTMLの修正とか、仕様書の直しとか。)
となると、バックエンドのエンジニアとして入った場合、最初HTMLなどのフロントをやって、そのあとは裏側の処理をずっと書いて、たまに新規の処理の仕様書を書く。
といった感じになります。会社にもよりますが。
2-3年同じ会社で経験を積んでいれば処理の実装意外にも、インフラ周りや使用言語のバージョンアップなどもっといろんな経験ができる可能性が高くなります。
しかも、その後Rubyの実装しかできない人がフリーランスになった場合、基本はRubyの実装の現場に入ることになるので、フリーランスになった後もできる範囲のことをやって結果として技術に偏りがでるということ。
というのであれば別にいいんですすが、技術にはトレンドもあるし単価が上がりやすい言語もあるのでできれば幅広くできた方がお得だと思うんですよね。
これを解消するには、独学で勉強して現場で実務経験を積ませてもらえないか打診してみたり、現場を変えるタイミングで単価を大きくあげない代わりに新しい技術に挑戦したいとお願いしてみるといいでしょう。
単価が上がりにくい
フリーランスエンジニアとして高い単価をもらうには、一般的に1-2年の経験が必要になります。
それが1年未満となると、就職して実務経験を積むにしても短期間の経験になるので直接高単価案件につながる可能性が低いです。
なので、1年未満・1年くらい経験だと単価はフリーランスエンジニア全体で見ると低くなるということは覚えておいた方がいいです。
ただ、低いとは言っても経験年数一年ほどだと単価は40万前後はもらえます。(実体験)
そこから税金や保険料などを引いてもほとんどの方が正社員の時より多くもらえるんじゃないでしょうか?
僕はもともとエンジニアとしての給料が20万程度だったので、初めてフリーランスになった時、
って喜んだのをいまだに覚えてます。
高い・低いの基準は人それぞれなのでそこまで気にしなくてもいいかと。
それに、フリーランスエンジニアになるといやでも実装経験が溜まっていくので、1年でフリーランスになってその後1年現場で働いて修行すれば、1年後には単価50万は狙えます。
なので、短期間でフリーランスになると最初こそ単価が上がりにくいものの、しっかり経験を積めば1年で10万以上単価を上げることは可能です。
フリーランスエンジニアに1年でなれる人の・なれない人の特徴と注意点〜まとめ〜
まとめます。
- 実務経験1年でもフリーランスエンジニアになれる
- 1年でフリーランスになるにはビビらず期限を決めて行動するのが大事
- やる前からビビって慎重になりすぎるのに注意
- 短期間でフリーランスになる時は単価とスキルの偏りに注意
フリーランスエンジニアになれば、給料が上がり、正社員特有の問題から解放されて体も心も健康で働けます。
1年という短期間の経験でも、スキルアップをしつつ正しい行動をすれば、フリーランスエンジニアになるのは可能です。
そして、フリーランスになって経験を積んでいけば、そこから単価は上がっていきます。
フリーランスになって生活に余裕が出た自分を想像しながら、今からできることをはじめてみましょう!
この記事がフリーランスエンジニアを目指してる人の役に立てば嬉しいです。
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登録してもらえると嬉しいです。
エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
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今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!