- フリーランスエンジニアはやめた方がいいと言われる原因と対処方法
- それでもフリーランスを目指したほうがいい理由
こんにちは、フリーランスエンジニアのCOMです。僕の詳しいプロフィールはこちら。
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
今エンジニアを目指している方、現役エンジニアで将来的にはフリーランスになりたいと思ってる人は多いと思います。
しかし、ネットをみてみると、フリーランスエンジニアはやめた方がいいという意見もちらほら目にします。
たしかに、フリーランスエンジニアは、正社員と比べ収入はかなり増えますが、その反面デメリットがあるのも事実です。
安定しないとか、スキルがつかないとか。
それらが100%嘘かというと、そうではありませんが、ほとんどのマイナス意見は以下の3種類に分けられます。
- ポジショントーク
- ちゃんと考えてない人の意見
- やったことない人の意見
というわけで今回は、「フリーランスエンジニアはやめた方がいいと言う意見への回答と対策」というテーマで書いていきたいと思います。
僕自信、正社員エンジニアとして1年、フリーランスエンジニアとして2年以上と、正社員とフリーランス両方の観点を持ってるので、間違ったことは言ってないつもりです。
これからフリーランスエンジニアを目指す人、フリーランスエンジニアに興味がある人は是非参考にしてください。
では、いきましょう!
フリーランスエンジニアはやめた方がいいと言われる原因と対処方法
同時に僕が実際にやった方法・友達に聞いた方法を改善策として提案してます。
思ったより自由じゃない
フリーランスエンジニアというと、リモートワークで週休3日で好きな時に働いて・・・と自由なイメージを持ってる人も多いかと思います。
でも、実際それができるは一部の人だけです。
「働く=週5」というアホみたいな考えの企業が多く、ほとんどのフリーランスエンジニアは常駐といって、お客さん先に出勤して仕事をしています。
正社員と同じですね。
これはこれで出勤するだけでお金がもらえるので、悪くないんですが、自由を求めてフリーランスエンジニアになった方からするとちょっと違うなと感じるでしょう。
対策
リモートワークができる言語を身につけて、案件のわがままを聞いてくれるエージェントを探す
これです。
リモートワークがしやすい言語というのは、RubyやPHPです。
これらを身につけましょう。
逆にJava・COBOLとかだと常駐が当たり前な企業が多いです。
働き方と、言語選びに関してはこちらの記事にまとめました。
https://comblog.net/2018/05/28/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e5%bf%85%e8%a6%8b%e4%bd%95%e3%82%92%e5%ad%a6%e3%81%b9%e3%81%b0%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%8b%e8%bf%b7%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%89%e4%ba%ba%e7%94%9f%e3%81%ae/
エージェントに関しては僕が実際に使ったことのあるエージェントをまとめましたので、参考にどうぞ。
https://comblog.net/2018/05/19/flee-agent-best5/
正社員に戻りにくい
そんなことありません。
よほど人間性に問題がある人ならまだしも、普通にフリーランスエンジニアとして仕事ができてれば大丈夫です。
確かに、大手IT企業や人気のメガベンチャーに再就職となると、かなりのスキルをピンポイントで持っていないと厳しいかもしれませんが、普通に就職するなら余裕です。
以前、僕がいたSES兼自社開発の企業に40歳でフリーランスから、中途入社したエンジニアがいました。
そこそこのコミュ力とフリーランスでやっていけてる技術があれば大丈夫なので、心配しないでください。
もし、Twitterなどでこの意見を言ってる人がいたら、その人が何してる人なのかを確認しましょう。
9割どこかの企業の社長です。(偏見)
今、正社員として働いてる人に、フリーランスになるともう戻れないんだぞ!
って言うことで、正社員がフリーランスにならないように制御しようとしてるわけですね。(頭悪いですねえ)
絶対に間違ってるとは言いませんが、僕の知ってる限りではそんなことないと思いますし、
ほとんどの意見は無意識なポジショントークなので、鵜呑みにせず誰が何故それを主張してるかを見極めましょう。
対策
ポジショントークなので、必要ありません。
マネジメントスキルが身につかない
フリーランスエンジニアは、企業のアプリ開発で人手が足りない時の作業要員です。
なので、現場のリーダー(仕事をエンジニアに割り振るなどタスク管理をする人)をすることはかなり少ないです。
対策
エージェントに希望を出す
フリーランスエージェントを使ってる場合は、担当営業の方に聞いてみましょう。
ほとんどのエージェントはエンジニアの働きやすい環境を提供して長く契約してもらいたいと思ってるので営業をかける前に、案件内容の希望を聞いてくれるはず。
その時に、マネジメントまで任せてくれる現場がいいと伝えましょう。
希望にそった案件を紹介してもらえるはずです。
僕は2年ほど前、仕様を固めて、エンジニアとデザイナーに共有してタスクを割り振るディレクター的な業務をやったこともあります。
希望してなかったですが。笑
実際にフリーランスエンジニアでもマネジメント業務をしてる人も多いですし、全然むりじゃないです。
スキルが伸びない
これが言われる理由としては、2つあります。
1つは、フリーランスはプロジェクトが完成するまでの作業員として入るから、能力以上の仕事をまかされにくいというもの。
もう1つは、正社員と違って教えても契約期間の終了と同時にいなくなるので、正社員ほど丁寧に教えてもらえないというものがあります。
僕はフリーランス歴3年目になりますが、そういう現場があるのも事実です。
そんなの当然ですよね。
いつかいなくなるフリーランスに丁寧に教えるくらいなら、ずっといる予定の正社員に丁寧に教えるほうが企業にとってお得ですからね。
対策
長期案件に入る
長期の案件に入ることで、正社員並みに教えてもらえることがあります。
短期なら、とりあえず簡単な機能だけ作って貰えばいいやってなりますが、長期の場合ちょっと育てて長い間企業に貢献してもらったほうがお得だからです。
僕も以前全く触ったことのないVue.jsの案件に1年契約で入った時、いろいろ教えてもらっていまではある程度かけるようになりました。
教えてくれる現場を選ぶ
そもそも企業体制が整ってなくて、外部からのエンジニアの受入れの準備ができてない企業もたまにあります。
それか、現場のエンジニアに余裕がなさすぎて教えれないなんてことも。
それはフリーランスだから教えてもらえないとかではなく、普通に現場が悪いので、さっとやめて別の現場に移動しましょう。
経験年数何年だろうが、教育体制の父持ってる現場・エンジニアが優しくて余裕のある現場はちゃんと教えてくれます。
営業が面倒
フリーランスエンジニアが仕事をとる時に、スキルシートを企業に提出して、スキルがマッチしてそうなら面談が組まれます。
この時の企業とフリーランスエンジニアの間で契約が結ばれるんですが、基本的には期間契約です。
アプリ開発の手伝いで1年間。
保守運用で半年間、のような。
なので、契約期間が切れたら、また案件をさがして営業をかける必要があります。
対策
フリーランスエージェントに営業を任せる
面倒なフリーランスエンジニアの営業をやってくれるのが、フリーランスエージェントです。
営業の他にも、単価交渉・現場との契約周りの手続きをすべてやってくれます。
僕のオススメはテックビズ(Tech biz)です。
高単価案件、週3・4案件、希望のスキルに剃った案件を紹介してくれます。(時期・経験年数にもよりますが。)
テックビズを実際に使ったメリット・デメリットについてはこちらの記事に書いてるので、興味ある方は是非みてください。
景気に影響される
コロナのように市場に大きな影響のある出来事が起きると、仕事が減ることがあります。
実際に知り合いのフリーランスエンジニアで、コロナが原因で仕事がなくなったという話も聞いてます。
エンジニアはあまり景気の影響は受けないとはいえ、飲食店の予約システムなんかを作ってる現場だった場合、今回の騒動で仕事がなくなるのはなんとなく想像できると思います。
対策
左右されないレベルの技術をつける
ちょっと案件数が減ったといっても、しっかりスキルがあって普通に働けるエンジニアには普段通り仕事がきます。
僕は、経験年数3年くらいの普通のスキルのフリーランスエンジニアですが、コロナの影響はほとんどありませんでした。
とは言ったものの、景気に左右されるのは、別にフリーランスエンジニアだけじゃないですからね。
逆になかなか景気の影響を受けないフリーランスエンジニアでさえ、ちょっと影響を受けてしまったということは、もっと大ダメージを受けた業界が沢山あります。
飲食・小売・旅行業界など。
僕は昔小売業界で働いてたので。あのまま働いてた可能性もあると思うとゾッとします。
確定申告が面倒
フリーランスの最大のデメリットとも言える確定申告。
これが面倒だからやめたほうがいいという意見もあります。
たしかに面倒ですが、税金の知識もつくし、知識があればあっただけお金を守ることができるので、やらされてる感じはあまりないというのが本音です。
対策
そもそも確定申告は、収入と支出を洗い出し、一年に自分が何にいくら使ってるかが明確にする名目でもあるので、やっておいたほうがいいです。
どんなに面倒でも1回はやってみて、自分でできるようになっておきましょう。
やってみてやはり面倒だと思ったら、以下の方法をどうぞ。
税理士に頼む
餅は餅屋ということで、税金のことは税理士に任せましょう。
税理士にもよりますが、年間20万前後で受けてくれるところがあるので、不安+面倒だともう人は相談してみましょう。
税理士サービスつきのエージェントと契約する
先ほど書いたように、税理士を雇うと結構な出費になります。
税理士って契約してもそんなに頻繁に相談するもんでもないですからね。
実質確定申告の時のみな感じはあります。
そんな出費を抑えることができる裏技が、顧問税理士のサポートを無料で受けれるサービスつきのエージェントを選ぶことです。
そんなところあるの?
それがこのテックビズ(Tech Biz)
僕の友達でも結構使ってる人がいて、評判いいです。
気になる方はこちら。
それでもフリーランスを目指したほうがいい理由
エンジニアは儲かる
フリーランスとして2年以上働いてるからわかりますが、収入は正社員のころと比べて3倍になりました。
働き方も、週4勤務を選べたりと、かなり自由です。
もちろんリモートワーク(在宅勤務)。
こういうこというと、
という人が出てくるかもしれませんが、これはもう宗教の違いみたいなものなので、わかり合うのは無理です。
こんな人にモチベを下げられてもたまったもんじゃないので、徹底的に無視しましょう。
プログラミングが好きでエンジニアを目指す
→勉強を継続できる人お金のためにエンジニアを目指す
→すぐに挫折してしまう人みたいな風潮あるけど、そんなことないですよ。
僕の周りはお金のためにエンジニアやってて、技術はおまけみたいな人多いけど、みんなとても優秀。
— COM@FREELANCE (@com_y_0) July 30, 2020
あやしい情報商材みたいですが、フリーランスエンジニアになれば、月100万も狙えます。
エンジニアの需要はある
エンジニアになる人が増えてきたとはいえ、需要はまだまだあります。
エージェントに聞いたところ、どの企業も全然人が足りていないとのことなので、間違いありません。
とはいえ、不足してるのはそこそこできるエンジニアです。
スキルも経験もないエンジニアではないので、そのあたりをしっかりと把握した上で、日々スキルアップをしていきましょう。
フリーランスエンジニアはやめた方がいいと言う意見への回答と対策〜まとめ〜
いかがでしょうか?
確かにフリーランスはやめたほうがいいという意見の中には、事実もあります。
ほとんどがポジショントークですが・・・。
でも、その事実も理解していれば、対策がたてれますし、しっかり対策すればリスクでさえなくなります。
あと、これからエンジニア・フリーランスエンジニアを目指す人に、これだけは覚えておいて欲しいことを伝えます。
それは、どんなにそれっぽい意見でもフリーランスを経験してない人の否定意見は100%無視していいってこと。
なんどもいいますが、フリーランスを否定する意見があるのは事実ですし、その否定理由が100%間違ってるとはいいません。
ただ、人は無意識にポジヨントークをしてしまいます。
そして、フリーランスエンジニアにたいして批判的な意見をしてしまうのが、残念なことにフリーランスエンジニアではない人がほとんどです。
そいうった意見は本当に完全無視で大丈夫です。
あなたがもし批判意見が原因でフリーランスを諦めて、お金がない生活をしなければいけなくなっても、批判してた人が責任とってくれないですからね。
大事なのは、自分がどうなりたいか・どうしていきたいか。
それがフリーランスエンジニアだというなら、僕は全力で応援します。
エンジニアになりたい人・フリーランスに興味がある人に向けてLINEマガジンの配信を開始しました。
登録してもらえると嬉しいです。
エンジニアになるのに大切な情報を網羅したので、きっと参考になるはず。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!